お金を貯める、賢い金融機関の活用法

更新日:2006年10月11日

おいしい数字に騙されるな! 金利の意味

利率5%の定期預金に、100万円を満期まで預けても、税込み5万円の利息がもらえるとは限らない! 高金利をアピールする「数字」ばかりにとらわれていると、思ったよりも利息が少ない場合が!

「年利5%」でも、元本×5%の利息とは限らない!

金利は、金融商品を理解する重要なポイントです。表示方法のトリックに惑わされないで!
たとえば、100万円を「年利5%」の3ヶ月満期の定期預金に預けた場合、もらえる利息が「100万円×5%=5万円」だと思ったら大間違い! 年利とは、「1年あたりの利率」のことです。3ヶ月ものの定期預金ならば、もらえる利息は「100万円×5%÷12ヶ月×3ヶ月=1万2,500円」になるのです。

満期日がきてもそのままにしておくと、それ以降は普通預金金利など、それまでよりもだいぶ低い利率が適用されることが多いようです。満期がきたら放置せず、再度、同じ商品に預けなおしたり、他の有利な商品を探したりすることが必要です。

また、このような金利は高いが期間が短い「一見、とても有利に見える商品」と、消費者には少々わかりにくい商品を組み合わせてのセット商品も見受けられます。セットになっている商品についてもきちんと理解した上で、購入しましょう。

「年利5%」「利回4.5%」という表示はウソや間違いではありませんが、一般消費者にとっては不親切な表示方法といわざるを得ません。金利をアピールした金融商品に出会ったら、数字と一緒に書いてある「利率」「利回り」「年利と満期期間」などに注意して、数字の見た目に騙されないようにしてください。


参考記事
■定期預金を選びは、金利だけではなく預け入れ期間などにも注意が必要です。
「16年ぶりの金利上昇!? 定期予期の預け方」(All About DINKSのためのマネープラン)
■外貨預金の場合は、金利だけでなく、為替などのリスクについても理解しておきましょう。
年利12%の外貨定期、おススメですよ!?(All About 経理の仕事)
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やがら 純子

アナウンサー&FP。話せるFPとして、キャリアと知識をいかして活動中。

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