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| 金利の数字の「大小」だけでなく、「意味」を理解することが必要です |
夏のゼロ金利政策の解除を受けて、新聞やテレビで
金利に関するニュースをたくさん目にするようになりました。これまで、「定期預金の利息なんて、あってないようなものだから」と関心を示さなかった人たちも、少しでも金利の高い預け先を探すようになりました。金融機関でも、金利を大きく表示したパンフレットを作って、高金利(に見えるかのように)アピールしています。
そんな金利について、あなたは正しく理解できていますか? パンフレットに書いてある「数字の部分」だけを見ていると、もらえる利息がいくらなのか、思い違いをしてしまう可能性があります。数字の前や後に書いてある「単利」「複利」「利率」「利回り」「年利」という言葉の意味を、確認しておくことが大切です。
【INDEX】
「単利」と「複利」、どんどん増えるのは複利! ……P1
「利率4%」のほうが「利回り4.5%」より有利な場合も! ……
P2
「年利5%」でも、元本×5%の利息とは限らない! ……
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単利と複利、どんどん増えるのは複利!
たとえば、100万円を利率3%の金融商品に預けた場合、1年後には3万円の利息がつきます(以下、税金は考慮しない金額で記述します)。さらにもう1年預けると、いくら利息がつくでしょうか。
■単利で運用した場合
もらえる利息は、1年後に3万円、2年後も3万円、3年後も3万円です。常に、最初に預けた元本100万円に対して、3%で利息を計算するので、毎年3万円の利息がつきます。10年間運用すると、100万円が130万円に増えます。
■複利(1年複利)で運用した場合
もらえる利息は、1年後に3万円、2年後は3万900円、3年後は3万1,827円、というように徐々に増えていき、10年間運用すると、100万円が約134万3,916円に増えています。
複利とは、もらった利息を元本に足して運用を続ける方法です。1年後にもらった利息3万円を元本100万円とあわせて、2年目は103万円を利率3%で運用します。2年目の終わりにもらえる利息は、103万円×3%=3万900円になります。この3万900円を103万円とあわせ、3年目は106万900円を利率3%で運用します。もらった利息も運用に充てるので、単利よりも効率よく増えるのです。「半年複利」の場合は、半年ごとに利息を元本に足して運用に充てるので、1年複利よりもさらに有利に増やせます。
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<単利と1年複利の比較(年利率3%で100万円を運用した場合の資産残高の推移)>
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運用が長期になるほど、複利のほうが有利に資金を増やせます(税金等は考慮していません)
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次のページでは、利率4%のほうが利回り4.5%より有利な場合について紹介します。