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| 金利、満期、いろいろな検討ポイントがあるのね…… |
変動10年と固定5年、どちらがいいのかは、2つの観点から考えてみましょう。
1.「期間」に注目する
10年間ずっと使わずにいる予定のお金なら、変動10年でも固定5年でも、どちらでもいいでしょう。もしも10年以内に使う予定があるなら、中途解約のペナルティーがかからないように、固定5年を利用したほうがいいかもしれません。8年後に使う予定のお金なら、「まず固定5年を購入し、満期が来たら3年の定期預金に預ける」といった方法が考えられます。
1.「金利」に注目する
一番気になるのは金利でしょう。発行時点では、固定5年のほうが変動10年よりも高い金利がついています。そのため、固定5年のほうが少し人気が高いようです。しかし、今後5年の間に世の中の金利が上がっていった場合、固定5年の金利は発行時のままですが、変動10年の金利はどんどん上がっていって固定5年を追い越すことも考えられます。
今後、金利が上がっていくと思うなら変動10年も検討、上がっていきそうもないと思ったら固定5年を選ぶ、というのが基本になります。
ここ数年、日本は好景気でしたが(実感はないかもしれませんが)、金融危機などの影響で不況の時代に突入したと言われています。金利は今後どうなっていくでしょうか……。
1種類しか選べないわけではない!
「金利が低い時には期間が短いものや変動金利型のものを、金利が高い(ピークの)時には期間が長めの固定金利型のものを」というのが基本です。この基本に従って、金利の動向に臨機応変に対応するには、固定5年だけでも変動10年だけでも、難しい場合があります。世の中の金利が上がれば変動10年の金利も上がりますが、10年の間には再度、金利が下降してくることもあるからです。理想は、金利のピークの時に、固定金利型に乗り換えることです。
2種類を半分ずつ買う、あるいは個人向け国債だけでなく期間が異なる定期預金(1~ 3年くらいの短めのもの)も一緒に利用するなど、「期間の分散」をしておくと、金利動向に対応しやすくなります。
どこでどうやって買うの?
個人向け国債は、ほとんどの金融機関で扱っています。ごくまれに、手数料がかかる場合がありますが、通常は手数料無料です。
預貯金の口座とは別の口座が必要になるので、その金融機関で初めて購入するときは口座開設手続きをしなくてはなりません。印鑑や本人確認書類(住民票の写し、運転免許証など)が必要です。窓口に直接行くほか、ネットで口座開設・個人向け国債購入の手続きができます。
国債はペーパーレス化されており、口座の中でデータとして管理されます。紙に印刷された券が発行されるわけではありません。