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開業・開店祝いのマナーとは?贈る時期や相場、お返しの時期など

初事業や新規事業を起こし、開店・開業する場合に贈るお祝い、またお返しについて、その体裁や贈る時期、表書きなどを簡単にまとめました。開業祝いなど贈る際、ふさわしい贈り物とはどんなものなのでしょうか? ぜひ参考にしてみてくださいね。

執筆者:冨田 いずみ

開店・開業祝いのマナー

開店・開業祝いのマナーは?

開店・開業祝いのマナーは?

初めて事業を起こした方が開店・開業する場合、新規事業として新規開店・新規開業する場合、また従来店の内装や外装を一新して改装開店・開業する場合も含め、自分が取り引き関係業者であればもちろん、知り合いや友人である場合にも、その前途を祝しお祝いの金品を贈ります。
   

開店・開業祝いを贈る時期

開店・開業日一週間前から当日までに贈るか、開店・開業記念の祝賀披露パーティなどに招かれた時に持参します。
 

開店・開業祝いの相場と表書き

のし紙・金封とも、水引は紅白の蝶結び(=花結び)が基本で、金封には、あわび結び(=あわじ結び)も使えます。「御開店御祝」「御開業御祝」「御祝」などの表書きが使われます。ちょうど水引の結び目の中央下に姓名を書きます。金額の目安は5000円から3万円です(参照:「のし袋の種類と表書き」)。
 

開店・開業祝いのお返しの時期

のし付きで、紅白の蝶結び(=花結び)の水引。表書きは「開店記念」「開業記念」とし、開店・開業記念の祝賀披露パーティ出席者に、引き出物としてその記念品を配ります。これから販売するものや職種にちなんだ品物、また縁起物などに会社名や店名を入れたものを渡します。金額の目安は数千円程度。

来店客へは、開店記念セールなどを開催し、同じように「開業記念」「粗品」と書き入れた記念品を進呈します。従業員へも開店・開業日の仕事終わりに 「御祝儀」や「寸志」を手渡します。
 

喜ばれる開店・開業祝い

何と言っても入り用な時でしょうから金封が一番喜ばれるとは思いますが、開店・開業されるお店や事業に関係するもの、店内や社内、事務所ですぐに使っていただける便利な実用品や日用品、不足している備品など、ほんの気持ちでも手助けとなるものは有り難いでしょう。

また、休み時間などに召し上がっていただくお茶やお茶菓子も、従業員の方々皆さんでいただけるよう個分け包装のもので、比較的日持ちのよいものなど配慮して選び良いタイミングでお届けすることをおすすめします。

披露当日であれば、業態にもよりますが、センスのよい花輪やフラワースタンド、鉢入りの花、アレンジメントフラワー、花束などの生花やシャンパンなどのお祝いのお酒もよいでしょう。定番ですが、やはり美しく晴れやかで、開店・開業には、ふさわしい贈り物となります。


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