貯蓄/お金を貯めるときの落とし穴に注意

共働きの勘違い「収入=貯蓄」

「共働き」は、夫婦で収入は多いから貯金もたくさん、というイメージがあります。実は、それが共働き特有のお金がたまらない原因になっている場合もあるのです。貯金ができないと感じている共働きの方は必見です。

この記事の担当ガイド

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

え!? 収入と貯金があるから貯まらない?

貯金箱
貯まらないのは、収入と貯金があるからってどういうこと?
共働きカップルが、なかなかお金が貯まらない原因は、「お互いに収入がある程度ある」こと、そして、「貯金がある程度あること」の2つが考えられます。

■2人の収入が消費を多くする
「収入が多いほど、お金は貯まるんじゃないの?」と疑問に思った方も多いでしょう。実は、収入が多いことが貯まらない原因になっている場合があるのです。それは、こんな質問に対する回答から類推できます。

「2人の収入はいくら?」と質問すると、大抵のカップルは答えられます。次に「2人の支出はいくら?」と質問すると、世帯収入が少ないほどかなりの精度で答えられますが、世帯収入が多くなるほど、「大体、いくら」とか「ちょっと分からない……」と答えが曖昧になります。つまり、収入が多い人ほど、自分たちの支出額を把握していないということになります。収入があるという安心感から、支出に対してあまりシビアにならず、結果、消費体質の家計が作られてしまうのではないでしょうか。

■貯金があるから貯まらない!?
ある程度の貯金があることが貯金が増えて行かない原因の一つと考えられます。共働きカップルの場合、結婚年数にもよりますが、100~300万円の貯金は比較的早い段階で貯めることができるでしょう。でも、ある程度貯金が貯まると、一定額でピタリと止まって、なかなかそれ以上増えなくなってしまう場合が多いようです。これは、貯金がある程度あるという精神的な安心感から、貯蓄よりも消費に意識が向かってしまうのです。

また、忙しい共働きカップルは、普通預金にまとまった金額を預けたまま放置されていることが多く、そうなると、大きな買い物もカード払いでOKということになるので、衝動買いもしやすくなります。普通預金の残高とカード払い、このことも貯金がなかなか増えない原因の一つと言えるでしょう。

■消費体質だと危険が一杯!?
共働きで収入があるのに貯金が増えない……これは、気がつかないうちに2人の家計が消費体質になってしまっている証拠です。そして、2人の未来に黄色信号が灯ります。なぜならば、消費体質の家計では、将来2人に起こるライフイベントによる家計の変化への対応が難しいからです。

例えば、幸いにも赤ちゃんを授かった場合、子育て費用や将来の子どもの教育費を準備する必要があります。そのためには、今までの消費体質の家計を改め、貯蓄をして行かなければなりません。そんな時、一度染み付いた生活スタイルは、なかなか変えることができません。今まで贅沢してきたんだから我慢すればいいじゃないと思うかもしれません。でも、食品や美容院、化粧品などを例にとっても、急に今まで違うものに変えることはできませんよね。そう考えると、急に支出を抑えるには相当の努力(苦痛)が伴うので、なかなかうまくいかないでしょう。

2人の収入があり、ある程度の貯金がある共働きカップルで、「最近、貯金が増えていないな~」と感じる方は、自分たちの家計が消費体質になっていないか、今一度振り返ってみてはいかがでしょうか?

共働きの未来は明るい!お金を上手に貯めるには?

更新日:2007年09月27日

あわせて読みたい

    この記事を読んで良かったですか?

    良かった

    0

    この記事を共有する