お祝い・ギフト/お祝い関連情報

引越し・新築祝いのマナー

簡単そうで意外に決まり事のある、引越し・新築祝いのマナー。親しい仲にも礼儀あり。年を重ねるごとに、お付き合いも増え、知らないでは済まされないことも。

執筆者:冨田 いずみ

新築や新居のご案内、また引越しや転居のご挨拶をいただいた場合、お互いの家、また仕事先などを行き来するような親しい間柄であれば、ささやかなお祝いやお餞別を贈ります。基本的には品物を贈るのですが、今は現金を贈ることも多く「銭別」と誤解されていますが、餞は本来「はなむけ」のこと。言葉をかけたり、宴を催すことも充分餞別となります。


引越し・新築祝いを贈る時期

引越し・新築イメージ
 
披露当日か、招かれなければ新築後半月から遅くとも転居1~2ヶ月以内に贈ります。

餞別の場合は、その本来の意味合いからは引越し・転居前に送るものです。後に知らせを受けたのであれば、お付き合いの程度を考え、伺った際に少し改まった形の手土産などで祝福の気持ちをあらわしましょう。


引越し・新築祝いの相場と表書き

紅白の蝶結び(=花結び)の水引にのしありで、お祝いの金品の表書きの上書きは「御新築御祝」「御新居御祝」「御餞別」「御祝」などが用いられます。ちょうど水引の結び目の中央下に表書きよりもやや小さく姓名を書きます。金額の目安は5000円から1万円。

本来、落ち着いてから新築・新居披露に招待することがお返しとなりますが、品物を贈る場合は、お祝い同様の体裁で、表書きは「内祝」とします。いただいた金品の半額相当のものをお返しする半返しが基本です。食器、食品などが選ばれています。


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