日本の景気、経済はどうなる?
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| この先の株価、日本経済の行方はどうなる? |
史上最悪の株価暴落に見舞われた、ブラックマンデー後の日本の株価の回復は目覚ましいものがありましたが、今回は、20年前のブラックマンデー当時とずいぶん様相が異なっています。
■また厳しい時代に後戻り!?トヨタをはじめとする日本を代表する企業は、海外での売上の比率を高めてきました。世界的な金融不安により海外の金融機関は資金調達ができず、その結果、企業への投資資金が不足し、海外の景気が後退すると見られています。海外の景気後退は日本の企業の業績にも大きく影響を及ぼすと言えます。
一方、国内でも、1年ほど前まで好調といわれた日本経済も、原油や原材料高の影響を受け、企業業績が悪化しています。その結果、給料やボーナスが減少し、家計の消費支出の減少といった悪循環が生じ、今後、更に大きく景気が後退することが予想されます。
また、日本においても金融システムの不安と株価下落による金融機関の体力の低下から、企業への貸し出しの姿勢が慎重になっています。すでに中小企業に対しては貸し渋りや貸し剥がしが行われ、企業倒産数が増え、最近では上場企業までもが経営破たんするという事態に陥っています。企業は、生き残るために、人員削減を伴うリストラを余儀なくされ、その結果、多くの失業者が生まれるでしょう。
■世界恐慌前夜と言われているが……各種マスコミでは、「世界恐慌再び……」といったタイトルが目立つようになってきました。世界恐慌とは、1929年10月24日にニューヨーク株式市場(ウォール街)で株価が大暴落したことに端を発した世界規模の恐慌を言います。過剰な投資熱の高まりによる株価暴落、その後の金融機関の破綻による金融と経済の恐慌、まさに状況は現在と類似しているように思われます。
その当時と状況が異なることは、10月11日にアメリカの大統領が日米欧主要七カ国(G7)の財務省を招き、金融危機の対応を協議するなど、「地球規模での金融安定化に向けた国際協調が可能」な状況にあることです。あまり楽観的になるのも危険ですが、何度も恐慌を繰り返し乗り越えてきた歴史から学んで、効果的な対策が講じられることを期待したいです。
世界恐慌前夜!? 私たちが考えておきたいことは?