家計簿・家計管理/収入を増やす副業のアイデア

家計戦略としての共働きで負の連鎖と決別!

夫の収入だけでやりくりしきれずに、マイホームや教育費、将来の夢を少しずつ断念してしまう負の連鎖……共働きで断ち切りましょう!

平野 泰嗣

執筆者:平野 泰嗣

ふたりで学ぶマネー術ガイド

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家族
共働きで教育費もしっかり確保したいわね!
「夫の収入だけではやりくりが大変!」と働き始める主婦が増えている一方、保育園代がもったいない等の理由で共働きを迷っている女性も多いそうです。けれども一生懸命節約し、買い物や旅行も縮小、子どもを産むことや教育費をかけることも諦めてしまう……そんな負の連鎖に陥ってしまうのでは、人生つまらないですよね。今回は、家計戦略として世帯収入を上げるための働き方とキャリアプランについて解説します!

【記事のインデックス】
夫1人が家族を養う時代は終わった!……1P目
妻1人が家事・育児をする時代も終わった!……2P目
共働きのシナジー効果で家計力をUP!……3P目

夫1人が家族を養う時代は終わった!

パートナーと一生幸せに暮らすためには、まず始めに、パートナーとどのように過ごしたいか、ライフプランを立てる必要があります。そして、それを実現させるためには、お金の計画(ファイナンシャルプラン)を立てることが欠かせません。

2人の夢を実現するためにいくら必要かは人それぞれですが、住宅・教育・老後にかかる費用は、ざっと見積もっても2億円かかる、と言われています。
(関連コラム)・人生の3大支出2億円! どう準備する?

一昔前までは、終身雇用制度と右肩上がりの給与体系だったため、夫1人の収入でも十分家族を養うことができました。子供の教育費や住宅ローンの負担が重い時期だけ、妻が家計の足しにパートに出て、扶養の範囲内で働くことはあっても、ある程度子どもが独立したら再び専業主婦に戻る、という光景も珍しくありませんでした。それは、夫の給与だけでなく、退職金や年金も比較的安定して夫婦の老後も安泰だったからです。

夫だけで家計を支える
夫1人で家計を支えることは
リスクが大きすぎる時代に!

けれども、今はもうそんな時代ではありません。他のコラムでも度々書いていますが、給与の上昇どころか雇用不安もあり、老後の年金や医療・介護制度についても安泰とは言えない状況です。仮に住宅ローンや教育資金がなんとか乗り切れたとしても、夫婦が老後も安心して暮らせるとは限らない時代となってしまいました。

ドラマなどで「夫の稼ぎがもっと良ければ……」と嘆く妻の姿を見ることがありましたが、夫1人の収入で家計を支えるという考え方は、難しい時代になったと言えるでしょう。

~妻1人が家事・育児をする時代も終わった!~

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