資産運用/資産運用をするときの鉄則

投資物件は利回りで選別される・後編

投資用物件の選択のポイントは利回り。「投資物件は利回りで選別される・後編」として、毎月の家賃があがるとどうなる? を考えます。

久谷 真理子

執筆者:久谷 真理子

住宅購入のお金入門ガイド

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投資物件を選ぶ際の大きなポイントは「利回り」。利回りを考えずに投資物件を選ぶ人はいないでしょう。利回り最重視、という人だっています。「投資物件は利回りで選別される・前編」に引き続き「投資物件は利回りで選別される・後編」をお送りします。

投資物件は利回りで選別される・前編

【記事のインデックス】
利回りのおさらい……1P目
家賃があがったら……2P目
家賃があがると高く売れる? ……2P目

利回りのおさらい

利回りと家賃・物件価格の関係を理解しよう
利回りと家賃・物件価格の関係を理解しよう
「投資物件は利回りで選別される・前編」でお伝えしたように、利回りは、投下した資本をどのくらいの期間で回収できるかの目安。ここで、前編で設定したケース1の例(ある地域の標準的な物件という前提)を確認します。ケース1では、毎月の家賃が15万円、物件価格は1,800万円。利回りは10パーセントです(15万円×12ヶ月/1,800万円)。利回りを左右するのは、家賃と物件の価格ということをもういちどおさえておきましょう。

【ケース1】
家賃/月……15万円
物件価格……1,800万円
15万円×12ヶ月/1,800万円=0.1
→利回りは10パーセント
 


次ページで家賃があがったらどうなる? を解説。
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