通夜・葬式の弔問マナー

更新日:2009年04月01日

喪服・小物のマナー

突然の通夜・葬儀にも対応できる喪服の基礎知識をご紹介します。アクセサリーや小物についての疑問も解決します!

喪服の基本マナー

女性の場合は歩き方にも注意。ヒールの音は案外響きます。
女性の場合、歩き方にも注意。「コツコツ」というヒールの音は案外会場内で響くものです
戦前は日本でも欧米諸国でも、喪服は「喪に服する」遺族だけが着用していたもの。ところが、戦後に葬儀が社会的な儀礼として位置づけられるようになったり、冠婚葬祭マナーに関するノウハウが急速に普及したことから「参列者も黒を着用すべき」という意識が広まりました。
黒い腕章をつけるのは、喪に服している喪主・遺族・親戚・世話役など遺族側の立場にいる人だけになります。弔問客として参列する場合には付けませんのでご注意を。


遺族の服装

本来、遺族であっても喪服は葬儀・告別式の場だけ着用し、通夜には略喪服を着用するとされていました。しかし近年は通夜の方に参列する人が多くなり、喪服を着用するのが一般的になったため、遺族も通夜・葬儀とも喪服を着用する人がほとんどです。
※現在では喪服といえば黒をイメージしますが、日本の長い歴史の中では白い喪服が主流でした。今でもその名残で、遺族は白の喪服を着用する習慣を守っている地域があります。

【男性】
  • 洋装の場合……黒のフォーマルスーツ着用でワイシャツは白。ネクタイは黒無地でタイピンはつけません。ベルト、靴下、靴などの小物類も黒にします。通夜は喪服を着用せずに紺やグレーのスーツでもかまいません。葬儀・告別式の正装はモーニングコートになります(通夜は夜なので着用不可)が、黒のフォーマルスーツ着用が一般的です。
  • 和装の場合……羽二重などの黒無地染め抜き5つ紋付の着物と羽織、仙台平の袴、帯は角帯を着用します。
【女性】
  • 洋装の場合……黒のフォーマルスーツ(ワンピース)着用。夏は肌の露出をできるだけ控えめになるように心がけます。服の素材はもちろん、バッグや靴も光沢がない黒に統一します。アクセサリーは結婚指輪以外ははずしますが、つけたい場合は真珠の一連のネックレス程度に。生地は冬は羽二重か一越ちりめん、夏は平絽(ひらろ)か紗(しゃ)になります。通夜の場合、寒色系の色無地に喪帯を着用しても可。
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吉川 美津子

葬儀ビジネスコンサルタント。大手葬儀社、墓石・仏具店で実務を積み、専門学校の葬祭ビジネス学科を運営。…

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