住宅ローンのことがわかってから家を買おう

更新日:2008年10月31日

全期間固定型 金利が変わらないのは安心?

政策金利が引き下げられました。変動金利が動きます。それにしても、金利下落が現実ものになった途端、今まで当たり前のように使われてきたフレーズがなんか変!

変動金利型は半年ごとに金利が見直される!これってキケン???

半年ごとに金利が見直されるのはキケンなの?
半年ごとに金利が見直されるのはキケンなの?
変動金利型は、適用金利が半年ごとに見直されるしくみですが、返済額は5年間変わりません。5年ごとに返済額を見直す際も、返済額の増加は25%まで。元金と利息の割合を調節するようになっているのです。その影響として、「大幅に金利が上昇すると未払い利息が発生することがある」のですが……当面、あまり心配しなくてもよさそうです。

ところで、変動金利型は、金利上昇時には半年ごとに適用金利が上がっていく可能性もあり、「キケン」だと言われていました。しかし、金利下落時にはその性格がメリットとして働きます。金利下落時に放っておいても金利が下がってくれるのは?そう、変動金利型です。

固定期間選択型は返済額の変動がコワイ???

固定期間選択型は、借入れたときから数年間、金利が固定されるタイプをいいます。固定期間を選ぶのは私たちです。固定される期間は3年、5年、10年など、金融機関によってさまざまな選択肢が用意されています。ライフプランによって固定期間を使い分けることができるのが固定期間選択型のメリットです。

固定期間が終わると、再び固定期間を選択できるようになっていますが、そのままにしておくといつの間にか変動金利型に。「固定」と名前についていますが、実態は変動金利型。肝心の金利ですが、固定期間が終わった時点で、そのときの金利で見直されるようになっています。注意点は、見直しの際に返済額の上限がないこと。金利上昇の際は気になるところです。

金利の引き下げを受けて、思うままに書いてきました。しかし、本来住宅ローンは短期的な目線で選ぶべきものではありません。20年~30年のうちには金利上昇局面も下落局面もあるでしょう。どちらの局面であっても「返済し続けることができる」磐石なプランを組んでおくのが正解です。

【関連リンク】
家を買うための諸費用に差がつく時代(All About 不動産投資・REIT入門)
資金計画・ローン
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久谷 真理子

相続・不動産のコンサルティングから実行まで幅広くサポート。執筆やセミナーなど多数。

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