住宅ローンの基礎を学ぼう

更新日:2009年04月30日

住宅ローンのコスト!手数料

住宅ローンを借りると、さまざまなコストが発生します。その代表的なものは、言うまでもなく支払利息!しかし、それだけに着目するのでは不十分です。手数料の落とし穴を知っておきましょう。

フラット35の手数料は2タイプ

金利と手数料に注目!
金利と手数料に注目!
2009年4月のフラット35(21年以上)を見てみましょう。aとb、いずれもフラット35ですが、金利だけに着目するとaが有利。でも、手数料を見てください!
  • a  金利:2.95%  手数料:借入額に対して1.8%
  • b  金利:3.17%  手数料:3万円
1,000万円の借入れだったら、aの手数料は18万円。3,000万円だったら、54万円にもなります!それに対してbの手数料は常に一定です。

実はフラット35の手数料には2タイプ。aのように、借入額に対して定率でかかるものと、bのように借入額にかかわらず定額でかかるものがあるのです。

支払利息と手数料、両方を考慮する

実際に、金利と手数料がどのように影響するか、効果を見てみましょう。
  • 1,000万円を35年で借りた場合
aなら、元利金と手数料の合計が約1623万円。しかし、bは約1660万円です。いくら手数料が高くても、金利が低いのが効いてaの負担が40万円弱少ないですね。
  • 1,000万円を10年で借りた場合
aのケースで約1,174万円。ところがbではおよそ1,171万円となって若干ながら逆転!期間が短いと、手数料が高いのがネックとなるのです。

これは一例ですが、これで、「金利が低いのがいいのか、手数料が低いのがいいのか」は、ケースバイケースであることがお分かりいただけるでしょう。具体的な数字をみることで自分の場合はどうなるのかをしっかり確認しましょう。尚、フラット35の場合、団信保険料の考慮も必須です。

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久谷 真理子

相続・不動産のコンサルティングから実行まで幅広くサポート。執筆やセミナーなど多数。

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