住宅ローンの借り換え・返済/住宅ローンの見直し関連情報

今がベスト? 住宅ローンの借り換え

量的金融緩和策の解除を受け、住宅ローンの借り換えを検討する方が増えてきています。金利を下げたい人のみならず、変動金利による今後の金利上昇が心配でという人も。いま、借り換えはベストな時期かも!?

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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あなたも借り換え検討中?

今がベスト? 住宅ローンの借り換え
住宅ローンの金利が上昇?借り替えたほうが今後得なのかも知れない。
量的金融緩和策の解除を受け、住宅ローンの借り換えを検討する方が増えてきています。今までも、借り換えを検討することはよくあることでした。過去に高金利時代があり、バブル期だと現在の2倍以上の金利であったりしたためです。

しかし現在は、そういった観点からの人だけが検討しているのではなく、金融政策発表後の金利上昇を懸念し、変動金利型である方や短期固定金利型の方なども、住宅ローンの借り換えを検討しはじめているという状況になっています。

借り換えの目的は?

現在の「借入金利が高いので引き下げしたい!」とお考えの“金利引き下げたい派”だけではなく、「変動金利型で借りていて金利上昇が怖い…」と感じている“現在変動金利型は大丈夫?派”さんがいるというわけです。

“金利引き下げたい派”さんは、低金利のローンに借り換えることによって、総返済額を抑えることになりおトクになるでしょう。毎月の返済額を下げることも可能かもしれません。しかし、何でもかんでも金利が低いから借り換えよう!と判断してしまうのでは失敗します。

借り換えを実行するには、登記費用や印紙税、保証料、事務手数料といった諸費用が伴います。借入額や期間、および各金融機関によって異なりますが、借入れ1000万円の期間20年間となると、すべて合わせて30万円位はみておく必要があります。これらの諸費用をかけても、それを上回る効果が得られないのでは、いったい何のために…となってしいます。

借り換えに有効的な条件と利用するための条件は?

借り換え効果を得るための基本的な目安を、おさらいしておきましょう。

●ローン残高が800万円以上ある
●残りの返済期間が10年以上だ
●借り換え後との金利差が1%以上だ

といった、条件すべてに当てはまっていると、借り換えで返済額が軽減される可能性が大きいでしょう。また、利用することができるかどうかの条件としては…

・前年度の年収が300万円以上で、今後も安定した収入があること
・返済が終わるまでに75歳以下であること
・住宅ローンを4年以上返済していて、ここ1年で延滞がないこと

などが求められることが多いと思います。

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