家計簿・家計管理/家計支出を削減するための節約テクニック

電気代を半額に!エアコン買い替え術

記録的な猛暑で、エアコンはフル稼働。電気代も気になります。でも、最新型のエアコンなら、電気代を半分以下にすることができるかもしれませんよ!

山口 京子

執筆者:山口 京子

家計簿・家計管理ガイド

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エアコンは電気食い虫?

まずは、買い換えサイトでどれくらいお得になるかシミュレーション

まずは、買い換えサイトでどれくらいお得になるかシミュレーション

「家電の中で一番電気を食うのはエアコン」と思っている人が多いのですが、それは一昔前の話です。

10年前の2003年、一番消費電力が多かったのがエアコンで、家庭の消費電力の約25%を占めていました。ところが、最新のあるデータでは、エアコンは4位で約7%。トップ3は、冷蔵庫、照明、テレビでした。この10年で、エアコンの性能はどんどんよくなったのです。

例えば、1995年に買った6畳用エアコン(年間の電気代はおよそ2万8000円)。これを最新型のエアコンに買い換えるとどうなるでしょう。

最新エコ機種の電気代を「しんきゅうさん」で試算

とっても便利なサイトがあります。その名も、省エネ製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」です。

「一休さん」に似た「しんきゅうさん」というキャラクターが出てきて、シミュレーションの案内や、照明、テレビ、冷蔵庫、エアコンを省エネ製品に買い換える時の基礎知識、商品を選ぶ時の基準などを教えてくれます。

早速、「しんきゅうさん」で、今使っているエアコンの購入年と部屋の広さを入力します。購入商品が決まっている場合はここで入力。決まっていない場合は「購入する型が決まっていない」を選択することもできます。

年間の電気代を比較した結果は以下の通りです。
  • 今使っているエアコン:2万8000円
  • 最新省エネ機種:1万1530円
なんと半額以下になりました。

「しんきゅうさん」ではより詳しい試算や比較が可能

■詳細なシミュレーション「くわしく比較」
消費電力や電気代をただ比べるだけではありません。エアコンの場合、使っている環境で消費電力が大きく変わります。

シミュレーションの「くわしく比較」を選ぶと、住んでいる地域、建築様式、部屋の方角、広さ、暖房や冷房を1日のうちどの時間帯でどれくらい使うのかを入力。省エネ製品と今のエアコンを比べて、年間どれくらいの電気代が節約でき、CO2が削減できるかなどがわかります。

■最新の省エネ製品同士を比べられる「どれどれ比較」
買い換えれば電気代が安くなることは分かったけれど、どのメーカーのどの商品がいいのかまでは分かりませんよね。そこで、「どれどれ比較」で検索してみると、6畳用のエアコンの中で、省エネタイプのものから順番に、メーカー名と型番が表示されます。

省エネ順位で1位のエアコンの年間電気代は1万3460円ですが、最下位は1万6720円。わずかですが、3260円の差がありました。4年前に調べた時には1.5倍の差がありましたが、各社企業努力をしているのですね。

でも、エアコンは大きな買い物です。いくら電気代が安くなるからといって、買ったほうがいいものでしょうか?

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