<中国・アジアへの投資に興味を持ったら>最近、中国やアジアを対象にした投資に人気が集まっています。マネー雑誌で中国株を特集すると、読者の反響が非常に良いのだそうです。そこで今回は、投資ビギナーの視点で中国・アジア関連への投資について考えてみたいと思います。
「中国株への投資がどうやら儲かるらしい…」。マネー雑誌で中国株が特集されるようになると、そう思って投資しようと考える人たちが増えるようになります。中国はWTOに加盟しましたし、2008年には北京オリンピック、2010年には上海での世界万博が開催されるから高度成長が見込めそうだし。中国にはいいことづくめで、ますます投資したくなってしまうのもうなずけます。
しかし投資ビギナーであれば、
中国株への投資は外国株への投資であることを覚えておく必要があります。そのため、円や人民元といった為替の動きを常にチェックしておく必要があります。ちなみに人民元はペッグ制(通貨が米ドルに固定されている制度のことです)がとられています。
さらに中国株は、上海A・B株やレッドチップなどと複雑な仕組みになっています。しかも、
日本に住んでいても日本株での銘柄選びが難しいのに、住んでもいない中国で、何をしている会社なのかもわからないのに漢字だらけの会社名から成長が見込めそうな銘柄を選ぶのは、情報をカンタンに得られるわけでもありませんので超難解と言わざるを得ません。
そこで最近は、大和住銀の「
チャイナ騰飛(チャイナ・エクイティ)」が中国株ファンドの中で最大規模となるなど、中国株ファンドが話題を集めています。投資信託であれば、自分で銘柄を選ぶ必要もありませんし、その道のプロが一応運用してくれますので、よいパフォーマンスが得られるはずです。個人的には他人の力を借りる投資信託はどうも好きではないのですが、中国をゼロから勉強するのは大変なので、投資ビギナーであれば、まずは中国株ファンドから始めてみてもよいと思います。
「中国株ファンドって何?」と思う人はまず、中国株ファンドについて自分で調べて、納得してから投資を考えましょう。
中国株ファンドにはどんなものがあるのか調べたいという人は、たとえば「
投資信託協会のサイトの「投資信託を調べる」」を利用して検索することができます。国内で設定された全ファンドの商品分類欄で、「国際株式アジアオ(追)」を選択して検索をクリックすると、該当するファンドを一覧で見ることができます。
また、中国株ファンドについての情報をいろいろ調べたいという場合は、「
Yahoo!ファイナンスの投資信託情報」の「カテゴリ分類(国際株式型・アジアオセアニア型)」で一覧で見ることができます。純資産額やトータルリターンを見ながら、それぞれのファンド概況を参考にするとよいでしょう。
ただし、中国の株式市場も絶えず変動していますので、プロが運用するから、中国が成長が見込めるからと言っても、常によいリターンが期待できるわけではないということを念頭においておくことが大切です。