テレビのメーカー別トレンド
東芝のおすすめ薄型テレビ
東芝のテレビ:REGZA(レグザ)
録画機能と映像調整に新提案
かつての「テレビ国内御三家」の一角でソニー同様に薄型テレビへの代替に手こずりましたが、REGZAブランドを立ち上げてから急速に追い上げ、直近では台数ベースで国内二位に進出した月もあります。液晶パネルには、海外メーカーの液晶パネルと、シャープへの生産委託品を使用しています。サイズによって大画面はVA方式、中画面はIPS方式が混在しています。なお、現在、2008年秋発売の7000系と、2009年の春に登場した8000系が現在のレグザの顔といえるでしょう。
■技術と機能
東芝はソニーと並び技術志向の強いメーカーで、現在のレグザの看板技術が「超解像」です。
これは、BSデジタルフルハイビジョンに比較してやや解像度の劣る地上デジタルのハイビジョン、あるいは標準放送の画質をBSデジタル並みに高めることが目的の技術で、仮の高解像度画像を設定し元の画像からの差分を検出し、巡回方式で理想状態に近づけていく技術です。これを定評ある統合型画質処理LSIに内蔵、家庭用テレビに初採用したのがレグザというわけです。
超解像は今年で二年目を加え「レゾリューションプラス2」が加わり、適用範囲もBSデジタルやブルーレイディスクのフルハイビジョン映像まで広がり、それらをさらに高画質化する機能も加わっています。
最新のZX8000系では、バックライトにCCFL(冷陰極管)でなく、白色LED直下型を国内製品で初めて採用し話題を呼んでいます。ソニーやシャープが高級機に搭載済みの従来のLEDバックライトはコストのかかるRGBタイプですが、それに変えて擬似白色型のLEGを液晶パネルの真後ろに配置し、同時にこの点灯をローカルディミング(部分駆動)する集積回路(コントロールLSI)を開発しました。
他に、ほとんどのユーザーがテレビの画質調整をしない現状に注目し、居住地域や室内照明の種類をインプットすると、番組に応じて画質を自動調整する「おまかせドンピシャ高画質」もREGZAの機能です。
先にふれたように、東芝は、「録画テレビ」派の一社で、内蔵タイプ(末尾がZH、FH、H)とUSBを使って外付けハードディスクに録画するタイプ(末尾がZほか)があります。i-DVRの日立と違い、地上アナログ放送やビデオ入力の録画は出来ません。
エコ(省電力)への取り組みでは、今春発売のC8000系で、液晶パネルの光拡散フィルターの偏光特性を改良、バックライトの光の使用効率を高めて、CCFLの本数を減らし、電力を減らしたことが注目されます。
最後に、レグザは一貫してシンプルな「ミニマルデザイン」を採用し私も高く評価しますが、超薄型はありません。コストアップを考えた場合、壁掛比率が極端に少ない日本では、超薄型化のメリットは少ないというのが東芝の持論です。
東芝・REGZAのガイドおすすめ機種
ちょっと高いのですが(ゴメンナサイ)、ここは最新のフラグシップ46ZX8000を推薦します。超解像+白色LEDの画質は、のいすが少なくくっきりと深い遠近感が楽しめます。機能もマニアック、映像調整機能も自動、マニュアル両面でよく考えられていて、現在の液晶テレビを代表する優秀な製品です。「そんな高画質機でなくてもいい」エコ派には42C8000、本体録画派には300GBのハードディスクを内蔵した42H8000をお薦めします。
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最終更新者:大橋 伸太郎 (更新日:2009年07月20日)





