ソニーのテレビ:BRAVIA(ブラビア)
現代のテレビに出来ること、の総てがここに
ともすれば同じようなデザインになりがちのテレビも、ソニーらしいスタイリッシュなデザインが多い
ブランド名はBRAVIA(ブラビア)。小は15Vから大は70Vまで広範なサイズの多種多様な液晶テレビをラインナップしますが、画面サイズによらず、すべてVA型液晶を使用します。
ソニーはトリニトロンブラウン管で業務用モニターから家庭用テレビまで世界的な名声を築き、それが足を引っ張って薄型への転換に出遅れました。
PALC液晶やプラズマ方式まで手掛けた迷いの時期もありましたが、“BRAVIA“をブランド名に、サムスンと液晶パネルの生産会社S-LCDを、次いでシャープと第十世代液晶パネル生産会社を合弁で立ち上げ、液晶方式のリーディングメーカーの一社に返り咲きました。現在は製品によって数社のパネルを使い分けており、S-LCDについては株式をサムスンに売却し、自前主義を改めました。
回路技術にはブラウン管時代から定評があり、統合型画質回路に2011年からブラビアエンジンに変えてX-Realityを搭載しています。高度な回路技術でどのパネルも「世界の信頼厚いソニーの画質」に変えていく手際の冴えが現在のソニーのテレビ作りといえるでしょう。液晶方式の画質改善に積極的で480Hz駆動(4倍速)やブランキング、輝度ブーストはソニーがいち早く導入しました。
傘下に映画会社を擁し、3D機能搭載も液晶各社で最も意欲的です。また、スマートテレビの進化形としてグーグルとアンドロイド搭載のテレビを開発したり、ソニーを見ればテレビの出来ること、がわかるといっても大袈裟でありません。
薄型テレビ世界第三位のソニーとて、テレビ事業の採算性悪化の直撃で2011年度最終決算で巨額の赤字を計上しました。一時は撤退を決めた有機ELテレビへの再参入を新社長が表明したり、似通った着想のクリスタルLEDディスプレイを発表したり、やや不透明度を増しており、ソニーのテレビ事業の行方が注目されていました。
しかし、2012年3月、最上位HX910系を除くブラビアの中核機種をモデルチェンジ、
「高画質技術の強化」と「ネットワークサービスの拡充と機能進化」を両輪に3シリーズ全10機種を投入、テレビ事業へ前向きな姿勢を印象付けました。
ソニー:BRAVIAのガイドおすすめ機種
フラグシップはKDL-55HX920ですが、2012年3月に発表されたばかりのKDL-55HX850をおすすめします。
LEDバックライトはHX920の直下型に対しサイドエッジ型エリアコントロールになりますが、パネル駆動にインパルスモードを新たに採用しました。ホールド表示の液晶に発光、消灯を繰り返すブラウン管的なインパルス表示の考えを持ち込んだもので、三菱がすでに手掛けていますが、4倍速との組み合わせは初めてです。
映像エンジンのX-Reality PROには、新たに3D超解像(飛び出し用/奥行き用の2つの3D用データベースを追加)、美肌コントロール(一種の顔認識)が追加されています。
もう一つのセールスポイントであるネットワーク機能は、リモコン上にSEN(Sony Entertainment Network)ボタンを追加、使用頻度の高いネットワークサービスを登録してアクセスし易いように配慮しました。40V、46V、55Vの3機種をラインナップ。
- メーカー名:
- SONY
- 価格帯:
- ¥198,766 ~ ¥299,800
powered by 価格.com
次にオール・イン・ワン・タイプで比較的求めやすい製品を紹介しておきましょう。KDL-32HX65RはBDドライブと500GBのハードディスクを内蔵、2番組同時録画もできる製品です。
HX65Rシリーズは3サイズ(46,40,32V)あり、昨期のHX80Rからの共通の進化は、USB外付ハードディスク録画に対応した点。また外部入力(アナログ)ソースの録画も可能です。映像エンジンもブラビアエンジンからX-Realityに変わりました。DLNAサーバー機能に対応しSony Tabletへの番組転送にも対応している模様です。
最小サイズのKDL-32HX65Rをお薦めしたのは、昨季のKDL-32HX80Rがハイビジョン画質にとどまっていたのに対し、本機はフルハイビジョンになったこと。3Dにも対応を果たしました。(3Dメガネは別売)ソニーらしい切れ味が良くハイコントラストの自然な画質も魅力。
- メーカー名:
- SONY
- 価格帯:
- ¥77,677 ~ ¥139,800
powered by 価格.com
【関連サイト】
ソニー ブラビア