NZドルと豪ドルが2005年年末に下落した
2005年、FXを取引している人に人気を集めた通貨が、スワップポイントをたくさん受け取れるNZドルと豪ドルでした。さらに、為替相場もNZドルと豪ドルが高くなっていましたので、為替差益も得られたことが追い風となりました。
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| 今後は円の金利が上がる可能性も。スワップポイントだけでは儲けられなくなるかもしれません |
しかし、NZドルと豪ドルの為替相場は2005年の年末に下落し、円高に動きました。円高に動くにも関わらず、NZドルと豪ドルを買うことは、ずばり為替差損の発生です。いくらスワップポイントをたくさん受け取れたとしても、為替の動き次第では為替差損の損失の方が大きくなる可能性もあります。
今後はスワップが魅力になるとは限らない
円金利が上昇するのはいつかわかりませんが、量的緩和が解除された今、今後かなりの確率で金利が上昇するでしょう。そうなった場合には、現在のように、絶えずスワップポイントが受け取れるとは限りません。スワップポイントで儲けを得ることが期待できないのであれば、為替差益を狙って儲ける以外に方法はありません。たとえば、今回のNZドルと豪ドルが下落した場合には、NZドルと豪ドルを売って円を買い、スワップを支払う取引を選択しなければならないのです。
リスクのとれない人は無理に取引しない
しかし、多くの人は、買いから取引することはできても、売りからの取引には抵抗を感じるようです。売りからの取引を提案すると、「売りなんて怖くてできない」とよく言われます。2005年は多くの通貨で円安傾向にあったため、買いだけでも儲けられる為替相場でした。しかし、為替が円安に動いたら、いずれは円高に動くしかないのです。
私は2005年の年末、ドル円相場が120円を超えたところで、スワップを支払ってドル売り円買いの取引を行いました。為替相場が絶えず円安に動くとは限りませんので、FXで売りの取引を活用できず買いだけの取引では、損失を被る恐れがあります。どうしても売りからの取引に抵抗があるのであれば、わざわざその通貨にこだわって取引する必要はないでしょう。そして、無理に取引をしなければ損をもしない、ということを覚えておくことが大切だと思います。