生命保険の手続き~申込みから契約・解約~

更新日:2010年08月31日

保険料大幅アップ!?生命保険の更新対策のコツ

「保険料が上がります。」 契約中の生命保険会社から更新の案内が来たときにその保険料の高さにがっかりする人も少なくありません。でも大丈夫!決してあわてる必要はありません。

生命保険の更新内容はとても不安になる内容だった

ええ!!こんなに保険料が上がったら払えないよ・・・
日本国内の生命保険会社が販売してきた生命保険のほとんどが、10年から15年の保険期間の定期保険です。基本は平成22年現在でも変わりありません。

特約と言った付随する保障に特徴をもたせて、新しい名称で販売されたりしていますが基本は定期保険です。

これらの保険は、保険期間が満了すれば、更新の案内が来ます。もしくはセールスレディから「そろそろ、見直しの時期がきました、よりお客様に合った保障内容に変更することが可能です」といった言い回しで、更新を勧めてくることでしょう。

今回はこのように、契約中の生命保険会社から更新の案内が来たときに注意すべきポイントをお伝えしていきたいと思います。

転換には絶対に応じない

更新時の保険会社の提案書にはこの転換契約を勧める内容のものが非常に多いです。

転換とは契約者に、今までの契約を一旦解約させ、その解約したときの払戻金を「頭金」と称し、旧契約のメリットを利用できない新規の契約のことです。加入者にはまったくメリットがありません。

良い提案書はがあるとすれば、旧契約の終身保険の部分や貯蓄性の高い保険には手を入れずに掛け捨ての特約部分の変更を提案してきます(あまり見たことがありませんが)。

不要な特約を整理したり、新たに発売された特約を付帯したり、お客さんのことを一生懸命考えた内容になっていることもあるかもしれません。とにかく全部を切り替えるということは契約者にメリットがない場合がほとんどです。

終身保険は継続する

終身保険は保険期間が一生涯の生命保険のことです。現在更新を迎える契約の何割かがこの終身保険を主契約(ベース)にして、そこに特約として定期保険がくっついています。

終身保険は一生涯、保険金を受け取れる保険です。この保険が必要ないということなら、継続する必要はありませんが、もし、お葬式代の準備や死亡時の最低限の備えとして必要と感じているのであれば、この部分は必ず継続しましょう。

繰り返しになりますが間違っても安易に転換契約、新たな終身保険の提案には応じてはいけません。

終身保険は、若いときに加入したものがもっとも有利であり、1991年以降に加入した終身保険であれば間違いなく現在加入しなおすより有利な保険であるということを忘れてはいけません。

これは私の推測ですが、この、顧客にとって、とても有利な終身保険は保険会社にとっては逆ザヤという不良債権のようなものです。早々に解約し現在の低い予定利率での再契約を狙っているとしか思えません。

必要なら終身保険だけでも継続することです。

保険料を抑えるには保障について前向きに考えてください

保険料を抑えるには、ご自分にとって必要な保障は一体いくらなのかを考えることに前向きに取り組む必要があります。これまで、営業サイドに、言われるがままに契約してきたから10年たって、更新を迎えて、焦る事態を迎えてしまったのです。

家族を守る大切な生命保険。決して安くはない生命保険です。自分で考えなくてはいけません。そして、それが保険料を抑えるために必要不可欠な第一歩です。

保険料を抑えるためには

保険料を抑える方法についていくつか方法をご案内します。

まず遺族のための保障や子供の教育費を保険でカバーしようとしている場合、必要な保障は年がたつにつれて、減ってきます。

子供が1歳のときに必要な教育費の合計と成長し、独立まであと10年は切ったであろう高校生の子供とではその必要とされる、お金が大きく減ってくることは用意に想像がつくと思います。

1歳の子どもはこれから20年以上も世話していかなければなりませんが、17歳の子どもは大学を卒業するまでの数年間で済みます。

必要保障額は時の経過に応じて変わってくるのです。

したがって、大きな保障が必要な期間は時の経過とともに徐々に保障が減っていきます。保険金額もそれに合わせて徐々に減って行くタイプの保険を利用すればかなり保険料は抑えられます。

ぜひ、現在契約中の保険会社にこういったタイプの保険がないか更新時に問い合わせて見てください。もし契約中の保険会社からNOの回答があった場合は、終身保険だけを残して他社で探してみることをお勧めします。

どうしても、現在契約中の保険会社を変更したくない場合は、定期保険の保障額を必要最低限に減額していくことができるはずです。

同じ保険会社でも必要な保障を確保しつつ保険料を抑えることが可能となります。

入院の保険はどうする?

終身保険だけ残して、大きな死亡保障である定期保険の部分を解約してしまうと、入院の保険特約が一緒になくなってしまう会社が殆どです。別途、他社で検討する必要が出てきます。

しかし、安心して下さい。10年前とは医療保険の種類も品数も豊富で保険料も安く、保険期間の長いものが沢山販売されているので、こちらで必要な医療保険を探すと良いでしょう。

更新時のあわてないための見直しのポイント

最後にまとめです。

□更新後の提案書、設計書が転換になっBそろえては見たもののどれも微妙に保険料が違うが、本当にいい保険なのか良くわからない。そんッる

□終身保険は基本的に継続する、ただし、あまりにも保険金額が小さかったり
他社でも条件の良い商品があれば、解約という選択肢もあります。

□数千万円の必要保障額は年々減っていくタイプの保険に変更する
(収入保障保険、逓減定期保険等です)

□保険会社を変更したくない場合は現在の定期保険を毎年か、もしくは数年に一度減額していくという方法もある

□他社で入院(医療)保険を考える


最後に、保険料が上がったからといって、何も考えずに解約したり、減額したりすることだけは避けましょう。もし今現在、入院歴があったり、病気になっていたら保険に入れなくなることを忘れないで下さい。保険の見直しは健康でなければできないことを忘れないでください。

また、更新時期になると保険会社は早期更新を迫るかもしれませんが、慌てなくて大丈夫。定期保険満了の期日まではきっと時間があるはずです。(もちろん早くに手を打つことは重要ですが)じっくりと見直しに取り組んでみて下さい。
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この記事の担当ガイド

写真

長島 良介

生命保険コンサルタント。10年以上にわたり、企業から個人まで生命保険の幅広い相談実務、保険設計を経験…

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