相続は誰にでも起こります
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| 相続対策は争続を防ぎます |
相続というと、お金持ちにしか縁のない言葉と考えている方も多いことでしょう。しかし、親がいて年を取っていく我々人間には必ず相続が起こります。自宅の土地、会社の株、借金を相続しなければいけないかもしれません。
生命保険もそうですが、誰も死んだときのことを喜んで考える人はいません。目を背けがちですが、そこをひとふんばりして前向きに取組むか取組まないかは大きな差を生みます。これを読んで今一度考えてみてください。
きっかけは2世帯住宅
都内に住むAさんは一人暮らしの父親が住む家を2世帯住宅に建て替え同居する予定です。土地はそのまま父親の名義で、建物は父からの援助を頭金にAさんの名義で住宅ローンを組み3000万円ほどの家を建築予定です。一見なんの問題もないように見えますが、Aさんの父親には気がかりがあるとのこと。さて、そのきがかりとは・・・
兄妹がもめないように
Aさんには、3つ上のお兄さん、そして2つ下の妹がいます。Aさんの父親の気がかりとは、この2人の子供達に何も残せないことでした。母親を早くなくし子供達にはそれなりに苦労をかけた。すこしでも何かを遺してやりたい。今もっている財産といえば、住んでいる土地だけです。Aさんと同居する限り土地はAさんのもの。仮に土地の名義を分けたとしても実質的には住んでいるAさんのものとなるでしょう。確かにAさんには他の二人よりも世話になっている分残してあげたいのは山々ですが、他の2人の子どもにも何とか平等に遺してやれたらと考えています。しかし、Aさんの父親は年金暮らし。現金も今回の建て替え費用と今後の生活費のことを考えるといくらも残すことができません。また自分の子供達に限ってとは考えていますが、兄妹同士でもめるのではないかという懸念もありました。