生命保険の見直し関連情報

更新日:2008年06月29日

40代シングルの保険見直し(理論編-2)

実際にどのような種類の保険が40代シングルにとって良いのか、より具体的に迫ってみましょう。

死亡より医療の誤解

復習も兼ねて一つ覚えておいてほしいことがあります。保険の見直しに関する書籍や、雑誌を読むと「独身者は、死亡保障より、医療の備えを」というコメントをよく見かけます。

しかし、このコメントには問題があります。
たいていの場合、医療の備えというと、入院給付金(保険金)の支払い限度日数が60日の低価格な医療保険をさしています。

支払限度日数が60日といえば、一日1万円支払われる医療保険でトータル60万円。手術給付金が付いても70万円から80万円の受け取りです。

40歳、独身できた方の殆どの方は、80万円という金額は貯蓄で対応できる金額ではないでしょうか。

いや、このくらい支払ったからと言って、経済的に困るかどうかをまずは考えてみてください。毎月、何千円もの保険料を支払い、頼らなければいけない金額でしょうか。

保険を皆さんにご案内する立場の専門家としては、ここまで説明してほしいと思います。

また、死亡保障軽視のコメントですが、死亡保障の保険は、医療保険にくらべ、支払う保険料に対し受け取る保険金額が多い。つまり費用対効果が大きいのです。少ない掛け金で受け取る金額が多い。

そして、結婚していなくても、親、兄弟はいるでしょう。経済的に依存していない家族がいたとしても、それがイコール、迷惑をかけないことにはなりません。

血を分けた家族の危機に手を差し伸べない人はいません。万一のときは、自分で資産がない場合、足りない場合は家族に負担をかけるのです。

まだまだ、人生は長い40代。

ガンにでもかかってしまえば、数限りない保険適用外の治療法が存在します。これらは100万円を軽く超える治療法も少なくないのです。そして、なくなってしまったら・・・。遺された、親や兄弟が資産を失うケースだって十分に考えられます。このことをぜひ考えてください。それでも、自分が死んだ後の死亡保障はいらない、医療保険のほうが必要という場合は各人の判断にお任せします。

次回は保険見直しのより具体的なお話をしていきましょう。
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長島 良介

生命保険コンサルタント。10年以上にわたり、企業から個人まで生命保険の幅広い相談実務、保険設計を経験…

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