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ヨーロッパの相続税はどうなっている?

ヨーロッパの相続税を解説します。各国の課税最低限(日本の基礎控除)が違うため、単純に比較できません。さて、日本の相続税は高いのでしょうか?安いのでしょうか?お考えになってみて下さい。

執筆者:天野 隆

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<ヨーロッパの相続税を解説します。ヨーロッパの中でも資料があったイギリス、フランス、ドイツについてまとめました。各国の課税最低限(日本の基礎控除)が違うため、単純に比較できません。さて、日本の相続税は高いのでしょうか?安いのでしょうか?お考えになってみて下さい。

イギリスの相続税

イギリスの相続税を解説します。
税率:40%一本です。これが主要国に比べユニークです。
課税方式:遺産課税方式(遺産を対象とする課税)
死亡者数に占める課税件数の割合:4.5%
備考:免除はチャリティー、政党への寄付、国や公共の利益になる機関への寄付、配偶者間での相続など軽減があります。ナショナルトラストへの寄付が財産を使いながら守る手法の一つです。

日本の相続税の計算については

フランスの相続税

フランスの相続税を解説します。
税率:5%~40%。6種類の税率があります。
課税方式:遺産取得課税方式
(人が相続によって取得した財産を対象として課税する制度)
死亡者数に占める課税件数の割合:27.3%
備考:課税財産に相続開始前10年間(日本においては3年間)の生前贈与により取得した財産が加算されるのが特徴です。

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