フリーターやニートも増加・・・
一方で、フリーターやニートが増えている事実も加味する必要があります。
フリーターとは15~34歳の若者(学生と主婦を除く)のうち、パート・アルバイト・派遣等で正社員でない人や、働く意志があるのに無職の人のことを指します。
ニートは、心身に問題がないのにも関わらず、働く意思もなく、求職もせず、かといって学校などで学ぶわけでもない子達を指します。
労働の流動化や、あるいは不景気の影響で、フリーターやニートになる子供たちは増えています。
2009年度の文部科学省「学校基本調査」によると、大学の卒業者の約14%が一時的な仕事か、または無職でした。新卒時に就職ができないと、通常は、その後の就職はさらに難しくなるといわれます。
パート・アルバイトの年収の平均はせいぜい200万円程度で、一般に年をとってもあまり増加しません。退職金もないですし、仮に年収200万円で40年間働き続けてもトータルで8000万円です。
大卒の男性が正社員として働いた場合の平均生涯賃金は約3億円ですので、差の大きさがわかります。派遣で少しいい金額をもらえても、正社員の生涯賃金にはほど遠いのではないでしょうか。
もちろん、フリーターから起業家やアーティストになったり、役者や芸人として人気が出たりすることもあります。資格を取る間だけフリーターをするという人もいるので、全てのフリーターがよくないとは言い切れませんし、中には突然収入が高額になる可能性を秘めたフリーターもいることでしょうから、それだけで判断することはできませんが、かけた教育費がムダになるリスクも頭に置く必要はあります。
こうした事実を見ると、今や教育資金は「ハイリスク投資」と言えるかもしれません。
<関連リンク>
・労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計」
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