FPとして相談業務に従事するガイドが教育資金の準備法や家計管理法などを紹介。
子どものお金教育について考える
更新日:2011年03月12日
だんだんに目が届かなくなる子供のお小遣いの使い方。その管理法として、お小遣い帳をつけさせてみてはどうでしょう?
子供のお小遣いは、初めのうちは買うものや買ったものを親に報告させた方がいいと思いますが、記録に慣れてきたら、親があまり干渉しないことも大事です。
親の目などを意識せずに使う「本当の」お金の使い方のくせを見極める必要があるためです。
実際にご相談を受けたことがありますが、まったく問題のないお金の使い方をしていたので、高校に入って通帳ごと渡したところ、無駄遣いをしてしまった、という例があります。
親の目を意識しているときには、本当のお金の使い方ではないのかもしれません。自由に使ってもらう中で、問題があれば改善していくことが大事です。
しかも、親の目が届く間、つまりは中学・高校くらいの間にそうした使い方のくせを改善しておかなければ、その後の生活に支障がでかねません。
そのため、お小遣い帳をつけることを条件に、お小遣いを渡すのも1つの手です。毎月のお小遣いを渡すときに、前回のお小遣い帳を見せることを条件にすれば、子供もがんばってつけるのではないでしょうか。
そのときに、前月のお小遣いの使い方を見て、親としてアドバイスをしてあげたり、問題点を話し合ったりしてはいかがでしょう。基準は親自身の価値観です。
ちなみに、息子は小3からお小遣い帳をつけています。
お小遣い帳の残高と残高が合わなくなったり、サボっているのがわかったときは、残ったお小遣いを「没収」すると宣言しています。実際に、過去2回没収したこともあります。
お金の使い方に細かく口出しはしませんが、小学校時代はしょっちゅうこう言っていました。
「自分がほしいものと、それからママへのプレゼント分は、ちゃんと貯めといてね」
もちろんこれもお金管理のトレーニング、ということなんです。
友達からの駄菓子屋へのお誘いや、流行のカードゲームの魅力に負けてしまうことも多いですが、それでも、空っぽになるまで使い切ったことはありません。性格的なものなのか、誕生日や母の日やクリスマスが近づいた時のママが怖いからかはわかりませんが。
子供の性格によっては、「お小遣いを3日で使い果たしてしまう」こともあるでしょう。でも、それはそれで次のお小遣いまで「我慢する」ことが1つの経験になるはずです。どんなくせを持った子なのか、まずは知ることが大事です。