学歴だけでは物足りない時代。もしかしたら大きく花開くかも知れない特技を持つことで、「もう1つの可能性」を探ることも大事ですね。
特技で広がる可能性も
 |
| 特技があれば心も豊かになります |
小学校時代に際立って珠算が得意なAくんがいました。その子は、公立の中高一貫校の特殊技能を持つ子の枠で受験し、見事に合格。受験勉強はほとんどしていなかったそうです。
中学生Bくんは、陸上の県大会で活躍することを目指して、日々走っています。子供の方は純粋に「走るのが好き」で走っているとのことですが、親にとっては、目指す高校にスポーツ推薦で入れるかどうか、ハラハラドキドキなのだそう。
高校生Cさんは、高校で始めた陸上競技で頭角を現し、県大会で入賞。全国大会にも出場しました。県大会で入賞した段階で、いくつかの大学の推薦がとれるのだそうで、親は非常に喜んでいます。
Dくんは、ヨーヨーの国際大会の優勝経験者。その特技で一芸入試に挑戦し、見事に大学に合格。学生でありながらヨーヨーのプロとしての活動もしています。
・・・といった例を始め、特技を持つことが進路に影響することも少なくありません。16歳のプロゴルファー・石川涼くんや、卓球の福原愛ちゃん、オリンピックで活躍する選手などを見ても、特技の延長に職業があるといえます。
もちろん、受験に直接関係がない場合でも、特技を持つことは、子供自身の生活を豊かに伸びやかにするといえるでしょう。
ただし、リスクも
特技で子供の可能性を広げることを、特に進路と直接からめて考える場合は注意が必要です。
たとえば、「スポーツ推薦」という形で高校や大学に入った場合、故障などでその競技ができなくなると、学校にいられなくなるか、残れても本人が意味を見出せずに辞めてしまうことも多いようです。推薦で入って記録などが伸び悩んだ場合でも、同じことが言えそうです。
また、特技を持っていても、受験を有利にすることとは無関係の場合もあります。
あるいは、ある程度やっていくうちに、自分自身にその特技に対する才能がないとか、向かないといったことに気付くこともあるでしょう。
そうした可能性があることは頭に入れておく必要があります。
なお、「特技」は親から押し付けないことです。「好き」で始めて続けられることが大事ですし、「続ける才能」こそがまずは才能の基本ともいえるからです。