住宅ローンの借入/住宅ローンの基礎を学ぼう

保証料って何のために支払うもの?

住宅ローンを借入れする際に必要になることが多い「保証料」。保証料を一括で支払うと、諸費用の中でも多くをしめる金額になります。しかし、この「保証料」を支払っても、万一返済できなくなった場合でも、返済を免れるわけではありません。では一体、何のために支払うものなのでしょうか?

高田 晶子

執筆者:高田 晶子

住宅ローンガイド

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保証料は連帯保証人の代わりになるもの

万一住宅ローンを返済できなくなったときのための保証料。しかし、保証料を支払ったとしても、借金を免れるわけではないのです。

万一住宅ローンを返済できなくなったときのための保証料。しかし、保証料を支払ったとしても、借金を免れるわけではないのです。

銀行で住宅ローンを借入れすることができる人の要件の中に、「所定の保証会社の保証が受けられる人」という文言をよくみかけます。何千万円というお金を借りるわけですから、保証人が必要になりそうだ、ということは何となく理解できますね。それならば、両親や配偶者などで、保証能力のある人であれば、自ら保証人を立てれば良さそうですが、住宅ローンの場合には、「所定の保証会社」の保証が求められます。

万一、返済できなくなった場合には、保証会社が借入れした本人に代わって、金融機関に残りの債務を全額返済してくれる、という仕組みです。この仕組みにより、金融機関は、個人から返済をしてもらうよりも、迅速に回収することが可能になります。そのため、住宅ローンを借入れするためには、「所定の保証会社の保証を受けられること」が必要となるのです。

保証会社の保証を受けるイメージ図

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