これから借りる住宅ローン関連情報

更新日:2009年02月27日

今こそ、住宅ローンの借り時?

先行き不透明な中、今、住宅ローンを借り入れし、住宅購入することはリスクを背負うことになると考える人も増えているでしょう。しかし、現在の金利情勢や税制を見れば、買い時とも言えるのでは?

先行きが読みにくい時代になり、将来の生活に不安を覚える人も多くなっているようです。もし、収入が減ったら、住宅ローンを抱えていることが重荷になり、リスクが大きくなると考えてしまうかもしれませんね。一方で、現在のような低金利時代は、借入れのチャンスでもあります。

金利差1%で、返済額に大きな差が

イラスト
何かと不安が多い時代だが、この低金利はうまく利用したいもの
住宅購入の際、目につきやすいのが「価額」です。でも、3,500万円の物件を、3,500万円で購入できるのは、全額現金で購入した人のみ。結局、いくらを支払ったのかは、「頭金をいくら入れたか」「住宅ローンは何年で返済したか」「住宅ローンの金利は何%だったか」などによって変わってくるのです。

今を乗り切ることも大切ですが、これからの世の中、老後の生活資金も考慮に入れ、準備をしていかなくてはなりません。今と将来のバランスを取らなくてはならない、とても難しい課題を私たちは抱えています。老後生活資金をなるべく多くするためには、住宅費を抑えることも必要となります。住宅費を抑える大きな要素の一つが金利なのですから、金利が低い時代に借入れができるのはチャンスでもあるのです。

では、金利差によって、どのくらい支払額に差が出るのか見てみましょう。

<借入額3,000万円、30年返済の場合>
総返済額比較
金利差が1%あると、総返済額では大きな差が生まれる


3,000万円を30年返済で借入れした場合の返済額が上の表です。現在の水準である2.7%(全期間固定)から、金利が0.5%アップすると約291万円、1%アップすると約591万円も総支払額が増えます。つまり、3,500万円の住宅を、頭金500万円で購入した場合、金利2.7%で借入れした場合の総支払額(頭金込み)は4,880万円ですが、金利3.7%で借入れした場合には5,471万円にもなってしまいます。

金利が上がれば、購入予算は下がる

上記は、総返済額からの比較でしたが、実際は、「毎月支払える金額」が重要になります。例えば、毎月の支払額を13万円とした場合に、いくらの借入れが可能なのか見てみましょう。

<毎月13万円の返済で借入れできる額>
総返済額比較
返済期間は30年として、毎月返済額約13万円で試算。


無理のない借入額とは、無理のない支払額に抑えることです。もし、家計から見た無理のない毎月返済額が13万円としたら、金利2.7%なら約3,210万円の借入れが可能ですが、金利が1%アップすると約2,840万円しか借入れができません。つまり、金利のアップは、「総支払額が増える」ということよりも、「購入できる価額が低くなる」という影響が出てくるのです。

特に、固定金利での借入れの場合には、「金利は低いうちに」が鉄則。将来の収入を安易に、楽天的に考えるのは危険ですが、最低限、このくらいの収入は確保できるという水準での返済計画であれば、金利が低い時期は借入れのチャンスでもあります。

住宅ローン控除も大きな魅力。次のページで。
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この記事の担当ガイド

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高田 晶子

住宅ローンのプロが、借入の基礎や毎月の金利速報など得する情報をお送りします。

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