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更新日:2009年06月29日

50年返済の「フラット50」はどう使う?

長期優良住宅の認定制度が始まり、この住宅に利用できる最長50年返済の「フラット50」が登場しました。返済年数が長いと、それだけ総返済額は多くなってしまいますが、どのように利用できるのでしょうか?

イラスト
将来の建替えを考えるくらいなら、長期優良住宅の方が良いと考える方もいらっしゃるでしょう。最長50年返済のフラット50はどのように利用できるのでしょうか?
2009年6月4日に長期優良住宅の普及の促進に関する法律が施行されました。これに基づき、最長50年の固定金利型の住宅ローン「フラット50」が誕生しました。

返済年数が長くなれば、総返済額は増えてしまいます。住宅ローンはなるべく早く返すのが望ましいのですが、このフラット50はどのように利用するのが良いのでしょうか?その商品内容とあわせて、利用方法を考えてみたいと思います。

フラット50は購入価額の6割まで、ただしフラット35との併用が可

まずは、フラット50の商品内容を確認しておきましょう。主な特徴は次のとおりです。

・長期優良住宅の建設や購入のための資金
・100万円以上6,000万円以下で建設費または購入費の6割以内
・フラット35との併せ融資が可能で、その場合は10割融資も可
・返済期間は36年以上最長50年
・完済時の年齢は満80歳未満
・全期間固定
・金利水準はフラット35よりも高め
・融資対象が長期優良住宅であるため、当初20年間は0.3%金利引下げ(「フラット35S」の20年金利引下げタイプの受付期間中に受理したもの)
・フラット50を利用している住宅を売却する際に、その物件を購入する購入者にフラット50の債務を引き継ぐことができる

この中で今までの住宅ローンには無い特徴が、売却をする際には債務を継承できるという点。つまり、フラット50付きで売却し、購入した人が当初の金利や返済期間のまま返済を引き継ぐこともできるというもの。

もちろん、従来どおり完済し、購入する人が新たに住宅ローンを借入れすることも可能です。ただし、もし、将来金利が上昇していた場合には、承継できるというのは購入する人にとっても喜ばしいことですね。

なお、最長50年返済が可能ですが、満80歳未満で完済という条件を考えると、実質45歳未満の方ではないと期間が長く取れる恩恵はなく、50年返済を設定できるのは満30歳未満の方ということになります。

また、返済期間が長くなれば、それだけ総返済額は大きくなってしまいます。どのような場合に活用するのがよいのでしょうか。

フラット50の活用方法は次のページで。
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高田 晶子

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