住宅ローンの基礎を学ぼう

更新日:2010年09月23日

「つなぎ融資」はどんな場合に必要?

一戸建てを建築する場合は、マンションや中古一戸建てと大きく異なるのが資金繰りの重要性。着工金や中間金の支払いが必要な場合に利用するのが「つなぎ融資」。その仕組みと利用上の注意点を知っておきましょう。

つなぎ融資利用の場合の注意点

つなぎ融資を利用するのに、知ってきたいこととしては、まず金利の支払いが生じること。住宅ローンの変動金利とほぼ同じ金利水準になっていることが多いようです。例えば、1,000万円のつなぎ融資を2.475%で半年間借入れした場合の利息は123,750円。これに事務手数料31,500円などがかかりますので、諸費用の一部として計画しておきましょう。

また、つなぎ融資だけを利用するということは、ほとんどの場合できません。住宅ローンを融資してもらう同じ金融機関でつなぎ融資をしてもらうことになりますので、工務店やハウスメーカーとスケジュールを打ち合わせる際には、着工金、中間金はいつ、いくら支払うことになるのかをきちんと把握しておきましょう。

つなぎ融資を利用しないで済む方法

つなぎ融資と言えども、立派なローンです。金利もかかりますし、手続きもあります。できれば、建物の引渡し時に実行される住宅ローンだけで済めば楽ですね。

土地から購入する場合には、自己資金を土地購入に使いきってしまわず、建物建築の着工金や中間金にまわすことによって、建物建築については、つなぎ融資を利用せずに済みます。また、着工金や中間金をいくら支払うかは、工務店やハウスメーカーとの交渉ごと。相談することによって、手元にある自己資金の範囲内ですめば、つなぎ融資を利用せずにすみます。

一般的なつなぎ融資のほかに、出来高に応じて支払いをする「すまいと」「日本住宅保証検査機構 安心ローン」などもあります。これらは、工務店が倒産した場合などでも、完成までの完全サポートもついているサービスです。より安心を求めるのであれば、こういったサービスを利用するのも良いでしょう。ただし、利用できる工務店、金融機関が限られていますので、利用できるかどうかの確認も必要になります。

一戸建ての建築は、新築マンションなどとは異なった資金繰りや住宅ローン選びの必要性があります。事前に流れを十分に理解したうえで進めていきましょう。
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高田 晶子

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