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頭金VS手元資金、どの程度残すのがトク?

手元にある資金をどの程度頭金に回すかは、非常に悩むところです。目一杯頭金にいれて借入金額を少なくするか、少し多めに残しておいて運用していくか。どうすべきかは期待できる利回りによっても異なってきます。

執筆者:菱田 雅生

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せっかく貯めたお金を使うのはもったいない?

頭金は多めに入れるのがセオリーだといわれるが…
住宅購入の際、頭金をどの程度入れるのかを悩む人も多いことでしょう。

たとえば、諸費用の分とは別に1000万円のお金があった場合、全額を頭金に入れてしまうか、200万円だけ手元に残し、800万円を頭金として使うか。どちらがどの程度トクなのか損なのか。なかなか判断は難しいところです。

一般的に、「せっかく貯めたお金だから」という意識が強い人ほど、手元に残す金額は多い傾向がうかがえます。

では、具体的な数字で計算して、損得を比較してみましょう。

頭金を多くすれば総返済額は少なくなるが…

【前提条件】
借入金利3%、返済期間35年
購入に必要な資金4000万円、頭金に入れられる限度額1000万円
(諸費用等はすでに支払っているものとします)

ではまず、頭金を目一杯(1000万円)入れた場合と、900万円、800万円、500万円、0円の場合の借入金額と毎月返済額、総返済額を比較すると次のようになります。



当然ですが、総返済額は借入金額の少ないほうがそれだけ少なくなります。
しかし、手元資金は少なくなるので、手元資金を運用できるメリットも少なくなります。運用利回りを変えて計算すると次のようになります(35年間、1ヵ月複利で運用し続けるものとして計算)。



これもまた当然ながら、手元資金を多く残したほうが運用の効果は大きくなります。


さらにもう一点、考慮すべきことがあります。
次ページで解説します!
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