2009年、気になる米ドルの行方を
シティバンク銀行個人金融部門のFXマーケットアナリスト尾河さんにうかがいました!
そもそも円高が進んだ理由は?
ガイド: |
| お話しをうかがったのは、シティバンク銀行個人金融部門で為替市場調査に携わるシニアFXマーケットアナリストの尾河眞樹さん |
このところ円高が進んでいます。外貨投資をするなら円高のときに外貨を買いたいものですが、その判断は簡単ではありません。そこで、米ドルの現状や見通しを教えてください!
まずは、そもそもなぜ円高が進んだのでしょう?
尾河さん:今回の円高には、大きく2つの理由があると思います。まず、米ドルを含めた複数の通貨に対して円高が進んでいますが、これは「センチメント(投資家心理)の悪化」によるものと見ています。
世界中でこれだけ株価が下がると、強気だった投資家もさすがに弱気になりますよね。みんながリスクを避けるようになると、お金はリスクの高い投資先からリスクの低い投資先へと流れます。今回はそれが他の多くの通貨から日本円へという動きに表れたわけです。
もう1つ、米ドルと円との関係で円高ドル安が進んだ理由には、2つの国の金利差が縮んだことも挙げられます。2008年8月時点の政策金利はアメリカで2.0%、日本で0.5%でしたが、2009年末にはアメリカで0〜0.25%、日本で0.1%。ほとんど差がありません。
金利低下によって魅力の薄れた米ドルが売られたことが円高ドル安を招いたと考えられます。
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