外貨投資関連情報

更新日:2009年01月30日

2009年、1ドルいくらになる?

気になる米ドルの行方をシティバンクのFXマーケットアナリスト尾河さんにうかがいました!


2009年の見通しは?

ガイド:
続いてドルの見通しと注目ポイントもうかがいました!

なるほど、今回の円高には2つの原因があるわけですね。次に今後の見通しについても教えてください。

米ドルに対してまだまだ円高が進むのでしょうか?

尾河さん:
いくつかのデータをみる限り、これまでと同じペースでどんどん円高が進むということは考えにくいですね。 シティバンクでは、2009年の予想レンジは1米ドル85円から105円程度と見ています。

とはいうものの、オバマ大統領率いる新政権が動き出してみないことには読みきれない点はあります。1-3月はリスク要因が多いので、一時的に80円付近までの円高はあるかもしれません。ただ、2009年の後半にかけて景気回復が始まることを前提にすれば、それよりも少し早い時期に円安へと流れが変わるのではないかと思います。

流れを読むためのポイントは?

ガイド:
円高から円安へと流れが変わるタイミングは、どんな方法でつかめばいいでしょう?個人投資家でもアクセスできる注目ポイントを教えてください!

尾河さん:
個人の方でも得やすい情報ということですね。それなら、こんな点に注目してはいかがでしょう。

1つは、アメリカと日本の金利の差。さきほど出てきた政策金利ではなく毎日変動する「長期金利」を見てくださいね。過去のデータでは、この差が約2~2.5%以上※開いてきたら、米ドルが買われる(=円安になる)ようです。

もう1つは、アメリカの株価。株価の上昇は、弱気になっていた投資家が強気を取り戻し、センチメントが回復し始めた合図と言えます。リスクを避けて日本に集まっていた資金が戻り始める可能性があります。

※ アメリカの長期金利?日本の長期金利

ガイド:
長期金利や株価は、 NIKKEI NET マネー&マーケットなどで簡単にチェックできますね。今日はありがとうございました!

いつもは専門的な話をすることが多いはずの尾河さんですが、今回は“やさしく”“ポイントを絞って”回答していただきました。どうもありがとうございました!

【INDEX】
そもそもどうして円高に?……1ページ

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國場 弥生

金融機関勤務を経てFPとして独立したガイドが外貨投資のアレコレをわかりやすく解説。

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