ハイレベルな攻防が味わえる○×ゲーム [カードゲーム・ボードゲーム] All About

入子状のコマが生むハイレベな攻防戦

一見するとただの３目並べのようだがさにあらず。コマの大きさが異なるところがミソ！

オールアバウトの英語の学び方・活かし方ガイド川本さんの記事にも登場したことがあるアメリカの友人から、アメリカ土産としてボードゲームをもらいました。

ゲーム名：ゴブレット・オン・ザ・ゴー
原題：Gobblet On The Go　
プレイ人数：２人
プレイ時間：３分
メーカー：Blue Orange

Ｔｉｃ－Ｔａｃ－Ｔｏｅ（日本でいうところの○×ゲーム、三目並べ）なのですが、１アイデアが加わったことでトリッキなー攻防がたのしめるにゲーム変わっています。

マトリョーシカ人形のようなコマが新たなストラテジーを生む。

プレイヤーはボードのタテ、ヨコ、ナナメのいずれかに、自分のコマを３つ連続して並べれば勝利します。（ココまでは説明するまでもありませんね）

が、このゲームの最大のミソはコマ自体にあります！　小、中、大の３サイズがあり、マトリョーシカ人形のように入子状態になっていることです。これによってプレイの際、コマは自分未満の大きさであれば、違うコマにかぶせることができるのです！

かぶせてかわして一発逆転

紙と鉛筆でやる○×ゲームでは、ある必勝リーチの形を作ればゲームが決まります。そのため、そのストラテジーを対戦者同士が知っていると、絶対に勝負がつきません。

しかしこの『ゴブレット』の場合、従来の○×ゲームのセオリーはまるで通じません。リーチをかけられても、自分のコマを相手のコマにかぶせることで思わぬリーチ回避や、逆リーチなどが発生し（それどころか即決着もある）戦況が一気にひっくり返えります。

たった９マスの中で行われる○×ゲームにもかかわらず、非常にエキサイティングな展開がたのしめるのです。

この○×ゲームはあそこに持って行こう

収納は巾着スタイル。これでどこにでも簡単に携帯できる。

コンパクトで簡単にカバンに入り、木製なので多少水に濡れても大丈夫。なにより未体験者であってもすぐにゲームがはじめられます。そしてハイレベルな○×ゲームといっても、勝敗は一瞬でつきます。

これらの特徴を考えると、このゲームを遊ぶ最適のシチュエーションはお酒の席！　料理が来るまでの余興として、次の一杯を賭けた勝負として、酒席にピリリとスパイスを加えます。

入手するなら「ゴブレット」「ボードゲーム」で検索するといろいろな通販サイトがひっかかりますが、日本ではこの３目並べバージョンよりも、コンポーネントもデラックスな４目並べバージョンのほうが手に入れやすいようです。