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複利を味方につけてラクに増やす(2ページ目)

財産づくりをする上で、必ず知って活用したい【複利】について分かりやすく解説します。

平田 浩章

執筆者:平田 浩章

ファミリーのためのお金入門ガイド

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【72の法則】

【72の法則】とは、預けたお金が2倍になるまで何年かかるかを簡単に計算してしまう方程式です。

72 ÷ 金利 = 預けたお金を2倍にするまでの年数


例えば、複利の金利3%で100万円を預けて2倍の200万円になるには何年かかるかを計算すると 72 ÷ 3(金利) = 24年

     6%なら  72 ÷ 6(金利) = 12年

     2%なら  72 ÷ 2(金利) = 36年

このように私達の財産が預け先の金利さえわかれば、何年で倍になるかが暗算できてしまいます。

応用編で
    144 ÷ 金利 = 預けたお金を4倍にするまでの年数
    216 ÷ 金利 = 預けたお金を8倍にするまでの年数

では、身近な郵便局の定額貯金の金利だと2倍になるまで何年かかるか計算してみましょう。
 (郵便局 定額貯金の金利0.06% 預け入れ期間3年 *実際には預入最長10年まで)
      72 ÷ 0.06(金利) = 1,200年!!

なんと現在の金利では、我が家の財産が倍になるのに1,200年もかかってしまいます。
いくら平均寿命が伸びているとはいっても、1,200年は待てませんね とほほ・・・

1990年代初頭の郵便局の定額貯金金利は6.33%だったので
 72÷6.33(金利)=預けたお金が2倍になるまでわずか約11年!

たった10数年で、金利は100分の1になってしまいました。

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