銀行・郵便局/銀行ATM・コンビニATMの活用術

ATM手数料0円はもう当たり前

各銀行ではATM手数料を0円にする動きが広がっています。よく使う銀行のキャッシュカードは、時間外やコンビ二ATMでも、手数料無料で現金引出しできるようにしておきましょう。

坂本 綾子

執筆者:坂本 綾子

預金・貯金ガイド

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手数料は利息よりも高い?!

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手数料無料で現金が引き出せれば、いざというときも安心。
自分のお金なのに、銀行口座からキャッシュカードで現金を引き出すときに手数料がかかるのは、次の場合です。
  • 自行(口座のある銀行)ATMを時間外(平日8:45~18:00以外)に使うとき
  • 提携のコンビ二ATMを使うとき
  • 他の銀行ATMを使うとき
105円から210円の手数料がかかり、自分の預金から差し引かれます。

現在、普通預金の金利は年0.02%程度(2012年6月24日現在)。例えば100万円を1年間預けても手取りの利息は160円(20%の税金を差し引き後)。一方、1回210円 の手数料を払ったら、それだけで1年分の利息よりも高くなります。もし月に210円の手数料を払ったとすると年間では2520円。自分のお金を引き出すために、なんと2520円も預金が目減りすることになります。

ATMを手数料0円で使うには、銀行ごとにいろいろな条件がありますが、日常的に使っている銀行ならば、給与の振込みやクレジットカードの引き落としなど複数の取引 があるはずですから、それほどハードルは高くありません。しかも、現金引出しの頻度が最も高いのは日常的に使うメインバンクです。メインバンクのキャッシュカードは、手数料無料で使えるようにしておくのが鉄則です。

>>次ページで、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行の0円の条件を紹介します>>
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