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女性「35歳定年」の壁を越えろ!

今や給料をもらっている人の3分の1が派遣社員やパートという時代。しかし女性の派遣社員には35歳定年の恐怖が待っているそうです。35歳の壁が及ぼす影響とそれを乗り越える対策を考えてみます。

山崎 俊輔

執筆者:山崎 俊輔

企業年金・401kガイド

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女性「35歳定年」の壁を越えろ!
女性の派遣社員には35歳定年の恐怖が待っているそうです。
今日のINDEX
  ■働く人の3人に1人は派遣社員やパートの時代!
  ■派遣社員、女性、35歳定年の恐怖!
  ■対策は「差別化」と「貯金」!

先日、日経新聞を読んでいたところ、興味深い記事をみつけました。それによると「派遣社員の女性は35歳定年」という壁があるというのです。

働く人の3人に1人は派遣社員やパートの時代!

正社員、派遣社員、契約社員、バイト、パート……。いろんな働き方がありますが、最近では正社員の割合が下がっているといわれています。景気が悪化したここ10年くらいで正社員の採用を控えて派遣社員やパートで業務をやりくりする会社が増えてきているからです。

実は、すでに働く人の3人に1人が「非正規従業員」つまり正社員じゃない人たちになっているのです。厚生労働省の労働力調査(2004年4~6月平均)によると、お給料をもらって働いている人(役員を除く)は全国に4986万人いますが、このうち正規の職員・従業員は3433万人で、パート・アルバイト、派遣社員、契約社員等の非正規の職員・従業員は1554万人となっています。割合で見ると、31.2%となっています。つまり、ほぼ3人に1人は派遣やパートというわけです。

しかも、男女別に見るとこの割合はぐっと偏ります。働く男性に占める男性の非正規の職員・従業員の割合は16.2%に過ぎないのに比べ、女性の場合は51.1%と極端に跳ね上がります。専業主婦などがパートで働く場合などは、すべてこの「非正規の職員・従業員」になってしまうとはいえ、やはり女性の正社員の数はまだ少ないことがよく分かります。

→派遣社員、女性、35歳定年の恐怖とは?次ページへ!
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