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金持ちになる法則とメンタリティ

不景気の時に「何をどう仕込むか」が、景気回復期に大きく刈り取れるかどうかを決します。そこで、「何をどう仕込むか」を考えるためのメンタリティをご紹介します。

午堂 登紀雄

執筆者:午堂 登紀雄

ニューリッチへの道ガイド

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勝者に共通の法則を自分の中に取り込もう
不景気でもお金持ちになる、というのはちょっと極端かもしれません。むしろ、不景気の時に「何をどう仕込むか」が、景気回復期に大きく刈り取れるかどうかを決するのではないでしょうか。

しかし、「何をどう仕込むか」を判断するのは、個々人の「価値観」や「考え方」に依存してまいますから、自分の勝手な判断で取捨選別するのではなく、お金持ちの法則をそのまま取り込んでしまうことが必要です。

そこで今回は、お金持ちになる法則とメンタリティについて、「力」シリーズでご紹介します。


素直に受け入れる力

世の中には、たくさんの成功ノウハウがあふれています。お金持ちとそうでない人は、それらの情報を得たときの反応を見れば明らかです。

お金持ち    →なるほど!やっぱりそれって大事なんですね!

お金のない人  →そんなの知ってるよ。新しいことは何もないな。

お金のない人は、新しい情報にしか反応できませんが、お金持ちの多くは、謙虚に受け入れる素直さを持っています。どんなことからでも学べる、あるいは学ぼうという意欲や好奇心がありますから、目下の人からでも、違う業種業態からでも、受け入れ、自分のモノにできるのです。


実践する力

最近、お金に関する本を読んだことがある人は、ちょっと思い出してみてください。その中から、いくつ実践したでしょうか。

読んだ内容を覚えていることが重要なのではありません。読んだ内容を実践し、試行錯誤して修正し、繰り返して錬磨し、目をつむってでも繰り出せるほどの技として身について初めて、お金に換えることができるのです。

たくさん読んだから、読んで頭に入ったから、覚えているから賢くなった、というのは幻想です。知っていることと実践することには、次元が違うと言ってもいいほどの隔たりがあります。
自分に身に付いたものだけが、富をもたらしてくれるのです。


他者に貢献する力

他人の役に立ってこそ、お金をもらえます。他人の役に立つから、人脈ができます。それは「他者に貢献しようという気持ち」ですが、一般には問題解決能力と言われます。他人の問題を解決してあげるからお金をいただける。ではあなたの仕事は、顧客のどういう問題を解決してあげられるでしょうか。

たとえば印刷会社なら、「印刷する」ことが仕事ではなく、たとえば資料請求や人材募集のレスポンスを高めたいという顧客の問題解決を、印刷物を通じて提供することなのです。

しかし昨今、貢献意欲の範囲が狭くなっている印象があります。つまり、身近な人にはとても優しくできるのに、赤の他人には限りなく凶暴になる。電車内でのケンカや交通トラブルが増えているのには、そういう背景があるのではないでしょうか。小さな範囲で満足する人は、やはり小さなお金しか入ってきません。

そこで、「自分の仕事は、どれだけ多くの人に、大きなハッピーを提供できるか?」を、考えてみてください。
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