家電

ガイド:戸井田 園子

家電業界出身でない中立の立場がウリ。分かりやすい解説と客観的な分析が好評です。

 

掲載日: 2004年 12月 29日

加湿器の選び方・4つのポイント

寒くなってきました。暖房を使う冬場は、室内の湿度は20〜30%以下になり、とても乾燥しています。乾燥は、健康にも美容にも大敵!お肌が乾燥したり、風邪のウィルスの生存率もアップします。そこで“加湿器”の登場です。一般的な最適湿度は55〜60%といわれています。加湿器を上手に利用して、快適湿度を保ちましょう。

<INDEX>
  • Step1:加湿方式とパワーを知る!・・・P.1
  • Step2:多彩な機能もくまなくチェック!・・・P.2
  • Step3:使い方をシミュレーションする!・・・P.2
  • Step4:メンテナンス&コストは厳しくチェック・・・P.3


  • Step1:加湿方式とパワーを知る!

    加湿方式
    加湿器は、その「加湿方式」によって、大きく3つのタイプに分けられます。それぞれに特徴がありますので、適材適所で使い分けたいものです。
    スチームファン式(加熱式)
    ヒーターで水を加熱し、沸騰させて蒸気に変える方式。やかんでお湯を沸かすのと同じ原理です。白い蒸気が勢い良くでるので、加湿している実感があります。ファンで蒸気を送り出すタイプとファンのついていないタイプがあります。
    【長所】
  • 加湿のパワーは高く即効性がある
  • 水をいったん加熱するので衛生的

  • 【短所】
  • 消費電力が他に比較すると大きい(200W〜500W程度)
  • 吹きだし口が熱くなる
  • 蒸発皿に残るミネラル分が水アカとして貯まる(こまめな掃除が必要)
    ※最近はフィルターを搭載してこれを防ぐ仕組みとなっている
  • スチームファン新方式
    方式としてはスチーム式となりますが、吹きだし口の温度が“約40度”という、スチーム式の短所であった「吹きだし口の熱さ」を解消したタイプが発売されています。パワーと安心をそなえた加湿器といえます。
    【参考】MITSUBISHI・ほんのりあったかスチーム
    ヒーターレスファン式(気化式)
    水を含んだフィルターにファンで風を送り気化させる方式。洗濯物を乾かしたり、ホテルで水に濡らしたバスタオルを使い加湿する方法などが近いイメージです。
    【長所】
  • ヒーターを使用していないので、吹きだし口が熱くならない
  • 送風のみなので消費電力が少ない(15W〜30W程度)

  • 【短所】
  • 加湿パワーは弱めで急速に加湿をすることはできない
  • 加湿フィルターの交換が必要
  • ハイブリット式(加熱気化式)
    湿度が低い時は、フィルターに含んだ水分に温風をあてる加熱加湿をし、加湿量を多くします。そして、湿度が安定してきたらヒーターレスの気化式で加湿を一定に保つといった、加熱と気化の2つの方式を組み合わせたタイプ。消費電力はヒーターレス式より大きいがスチーム式よりは小さく、加湿のパワーも両者の中間となります。機能とコストのバランスがよい加湿方式と言えます。
    【長所】
  • 部屋の状況に応じて2つの方式を切り替えるので効率が良く省エネ
  • 吹きだし口が熱くならない

  • 【短所】
  • 加湿フィルターの交換が必要

  • 加湿パワー
    次に加湿パワーをチェック!加湿器の能力は、時間あたり何リットルの水蒸気をだすかを【単位:ml/h】で表します。この数字が大きい方が能力が高く、より広い部屋をカバーできると考えて下さい。以下が目安となる数値です。あわせて、貯水タンクの容量も確認しておきましょう。

    700ml/hプレハブ18畳〜・木造11畳〜
    ※かなり広いリビングまでOK
    500ml/hプレハブ14畳〜・木造8.5畳〜
    ※リビングから個室まで
    350ml/hプレハブ10畳〜・木造6畳〜
    ※個室向き
     
    次は細かい機能と使い方のチェックです!
     Step2:多彩な機能もくまなくチェック!>>


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