冠婚葬祭

ガイド:中山 みゆき

時代と共に変わる冠婚葬祭・マナーのポイントを網羅しています。

 

掲載日: 2005年 01月 20日

法事に招かれた時のマナー

法事は法要ともいい、亡くなられた方の冥福を祈り、その霊を慰めるために命日に行う行事です。仏式では、一周忌後の法事を年忌法要といい、四十九日と同様に僧侶、親類、友人を招いて盛大に行います。また年忌法要は亡くなった月日と同じ月日に法事を行いまが、現在は出席者の都合を考え、命日に近い土曜日又は日曜日にする場合が多いようです。

法事の案内を受け取ったら、できるかぎり出席するのが礼儀です。今回は法事に出席する側の心得をまとめてみましたので、どうぞご参考までに。

案内状が届いたら

欠礼状
案内状が届いたら病気などやむ得ない場合をのぞいて、出席するのがマナー
法事の案内状が届いたらすぐに出欠の返事を出すように。施主側には準備の都合(法事後の宴席の手配など)があるからです。一般的に返信用ハガキが同封されているので、遅くとも一週間前までに出す事。

※法事は内輪だけですまされることが多いので、招待を受けた場合だけ出席するようにします。法事の日が近づいてもこちらから催促する行動は慎みましょう。


欠席する時

どうしても出席出来ない場合も早めに返事を出します。電話や返信用のハガキにお詫びの言葉を添えるのがマナー。また、三回忌までの法事なら「御仏前」と表書きした供物料を現金書留に入れて送ったり、香や供花などを贈るのが一般的。供花は三回忌までは白い花を中心にすること。別の日にあらためて、お参りするのもよいでしょう。

※供花は花束やアレンジメントにしてもかまいません。


法事に持参するもの

本来、せんこう、ろうそく、菓子などの供物や供花を持参するものでしたが、最近は供物料(現金)を包むのが一般的。供物料の金額は、地方によっても違いますが、「お斎(料理)代」+「引き物(みやげ)代」で1万円くらいなので、それを見込んで1万円から2万円程度を包むのが、一般的です。身内などは、供物と現金の両方を供える場合も。

※供物や供物料は、いきなり仏壇や祭壇にお供えしないで、必ず施主に「御仏前にお供えください」と直接差し出すことが、正式なマナーです。

金包み→ 一周忌までは、黒白又は双銀の水引
      三回忌以降、青白、黄白

表書き→仏式は「御仏前」「御供物料」

表書きと水引、のしについて


お供物料の目安

法事の規模や地域の慣習により違ってきます。また故人との関係や遠隔地から参列する場合などによっても金額は変わるので、あくまでも目安としてご参考に!

1回あたり
平均金額(円)
最多回答額
第2位回答額
第3位回答額
一周忌
 17,449
10,000
5,000
20,000〜30,000
三回忌
15,927
10,000
5,000
30,000
その他の法事
17,528
10,000
20,000
30,000
資料:三和銀行「金銭からみたおつきあい調査」平成10年 より

※平均金額が高めなのは、親族が多めに包むと考えられますが、 故人と親族関係ではない一般の方は、これより金額は低くなると思います。「一周忌」の平均金額が多いのは、比較的重きをおかれているのがわかります。


出席する時の服装は

一般的には一周忌の法事までは、喪服を着ますが、ダークグレーや濃紺など地味なワンピース、スーツでもかまいません。法事は回をおうごとに略式に持っていき、服装の色も薄れていくといわれます。服装に迷うなら同席する親戚や年配の方に尋ねる事です。三回忌以降は、地味な平服で。


他の法事や告別式と重なったら

その場合は 家族で別れて出席し、誰が出るのかあらかじめ先方に伝えておきます。欠席する理由もきちんと伝える事も忘れずに。


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