掲載日: 2004年 12月 10日
「男たちの静かな闘いを見てもらいたいです」 平山監督レディ・ジョーカー語る
『レディ・ジョーカー』の平山秀幸監督に直撃インタビュー(2)
■■『レディ・ジョーカー』の平山秀幸監督[Hideyuki Hirayama]直撃インタビュー■■ | |
吉川晃司さんとは『ユー★ガッタ★チャンス』以来で変化が?Q:合田と半田のやりとりを残したんですね? | |
![]() 徳重聡氏 第17回東京国際映画祭にて |
ひとつは、物井と城山社長(長塚京三)が裏表、それと同じく合田(徳重聡)と半田(吉川晃司)は裏表の関係なんです。半田は、イヤなことはイヤとできる。でも合田は、ロッカーを蹴るぐらいしかできない(笑)。普通の人は皆、合田タイプでしょうね。サラリーマンならヤケ酒って。でも半田はそういうのがスーッと消せる。欲望の存在がハッキリしていると思います。 |
Q:最後に監督から読者にメッセージをお願いします。 | |
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平山秀幸監督インタビュー後記
生意気にも「この原作を描くのに何時間あったら十分?」とか「今後の日本映画界」についても伺ってみました。時間に関しての質問を言葉にした時には非常にドキドキしのですが、意外にも平山監督から「それはよく聞かれます」と言っていただきホッとしました。その答えは「最初に4時間半でと言われれば、そのスケジュールでスタートします。今回は2時間弱でと言われているので、スタートはそこ。それに合うようにするのが僕らの仕事です。」でした。アクションシーンでは寒い中、雨を降らせたり、4〜5日、徹夜で撮影したそうです。
このインタビューの合間に徳重聡氏が監督にご挨拶にいらしてまして、配給会社の担当の方から「途中で入室されますが構いませんか?」と言われてました。そんな嬉しい事を断るはずがありません。結局、徳重氏はこのインタビューが終わるのを隣室で待っていてくださったそうで…お姿をチラッとだけ。テレビ朝日のドラマ「弟」の放映直後だけに、若き日の裕次郎さんだ!と、こちらの見る目も良い意味で変わってましたから。こういうハプニングはラッキー。
映画は、原作の冒頭の物井清二の手紙(この文体に、しり込みして読むのを諦める人もいるかも…)を、あえて時間をさいて音で聞かせ、昭和20年という時代のアーカイヴ映像を挿入するなど、原作のスピリッツをとても大切にしている出来上がり。鑑賞後にも何か続いている感があって「俺の中のレディ・ジョーカーは終わってない」(劇中のセリフより)的な、原作をもう一度読みたいと思いました。『レディ・ジョーカー』の出走は12月11日(土)〜全国東映系にて。公式サイト
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変わらないですね。相変わらず、やんちゃ(笑)。(では、そのやんちゃを生かして半田を?)そうね(笑)。 
『レディ・ジョーカー』は、一言で語りにくい映画ですけれども、原作の持つ、戦後50年という時間の流れの中でウロウロしている男たちの話です。、難しい事抜きに、いい俳優さんたちがたくさん出ていますから、その男たちの静かな闘いを見てもらいたいです。



