秋G1コラム
掲載日: 2003年 11月 24日
秋G1コラム 第六回 <JC・JCD> ガンバレ・ニッポン!ではあるが
文章:十時 龍一(All About「競馬」旧ガイド)
世界の強豪を迎え撃たねばならない・・JCD(東京・ダ2100)そして、JC(東京・芝2400)だ。
昨年のデットリー2日連チャン優勝!は記憶に新しい。カク外ジョッキーの豪腕を見せられた感じで、ワールドワイドになったJC、騎手サイドからの要素もプラスαとして想定する必要が出てきたのである。今年は当の本人が来日しないようだが、そのへんも十分に吟味しておこう。
まずはJCD。中山1800の変則開催となった昨年は、当時3歳だった人気の2頭にキビしい状況となった。その後(ゴールドアリュールは残念ながら引退してしまったが)フェブラリーSで大敗するも夏の札幌で復活したアドマイヤドンはダート界の“首領”として君臨している。復活後すべて3馬身以上の大楽勝で破竹の3連勝、今年の期待はさらに大きい。
そして、前走の武蔵野Sで並み居るダート強者をものともせず、初ダートに戸惑わなかったサイレントディール。姉トゥザヴィクトリーに優る砂適性の血統的裏付けを確信させた。あのクロフネを彷彿させるクラシック惜敗からの路線変更でもあり、大いなる新星の誕生と言えるだろう。
日本馬2頭を持ち上げたところでカク外。米国からオウタヒア(牡3歳・父デヒア)と、フリートストリートダンサー(せ5歳・父スマートライク)の2頭が参戦してきた。いずれも大したことなさそうではあるのだが、国際レイティング<116>のオウタヒアは、アドマイヤドン<117>に継ぐ数値を示しているゆえ完全無視を決め込むのはコワいかもしれない。
それでも、路線の充実につれハイレベル化している(はずの)日本のダート馬優位は間違いなさそうだ。最強といわれていたリドパレス(米国)の惨敗で全体的にカク外の腰が引けているのかもしれないし、順当なところで日本有力馬の上位争いとなりそうな雰囲気なのである。
しかし、JC外国勢は・・ちと手強そうだ。



