Mac OS X Snow Leopardは2009年8月、Windows 7は2009年10月に一般販売が始まります。これに合わせてWindows系のノートパソコンは2009年秋冬モデルを10月下旬に投入するようです が、ユーザーとしてはOSの選択はどうすべきでしょうか?
OSはアップグレードすべきか?
Windowsユーザーが買い換え、OSの切り替えをする場合、Windows 7を選ぶべきでしょう。
Windows 7発売までは間があり、それまではWindows Vistaモデルが販売されますが、ネットブックをのぞき、通常のノートパソコンはWindows 7へのアップグレードキャンペーンが行われています。
1000円程度のコストからアップグレード製品を入手可能なので、今購入しても心配する必要はありませんし、2009年10月以降に販売されるだろうWindows 7モデルを購入しても問題ありません。
既にWindows Vistaを利用している場合、Windows 7は使い勝手の悪い部分などが改良されて、新機能も追加されているのでアップグレードした方が生産性が上がると思われます。
注意したいのは、ノートパソコンの場合、各メーカーが独自に提供しているドライバ等の対応が必要な場合もあります。どのメーカーがどこまで対応しているかはそれぞれ異なるのでご注意ください。アップグレード版は15,000円程度とそれなりの価格なので、その出費に見合うと思う方はWindows 7へのアップグレードはおすすめです。
Windows XPユーザーの場合でも、最近の製品であえてXPを選んでいるなら別にして、2005年程度に購入したそこそこの性能の製品でもWindows 7は問題なく動作しますので、Windows 7へのアップグレード自体は可能です。
しかし、Windows Vistaと同様、各種ドライバなどがどこまで対応するのかわからないのと、少し古い製品をコストをかけてアップグレードするよりも、最新のハードウェアに買い換えてしまうというのもありかもしれません。
もちろん、今問題なく動作し、今後数年は大丈夫と思われるハードウェアで、さらに各メーカーがWindows 7用のドライバなどを提供しているならWindows 7にアップグレードするという選択肢も悪くないでしょう。
Mac OS Xの場合、いわゆるIntel製CPUを搭載したIntel MacならSnow Leopard(Mac OS X v10.6)にするべきでしょう。
Leopard(Mac OS X v10.5)を使用しているなら、Snow Leopardは、見た目や使い勝手はほとんど変えずに、スピードを向上させ使い勝手をよくしたOSなので、導入をおすすめします。よく見れば細かい使い部分は変更されていますが、より使い勝手をよくする方向への改良であり、見えない部分では今後のパソコンの進化も考えられたバージョンとなっています。
今後、コンピュータのCPUはデュアルコアからクアッドコアなど、コア数が増え、GPUもより性能が強化されます。Snow Leopardは64bitへのシームレスな対応もそうですが、マルチコアCPUへの対応、GPUを計算に使うGPGPUのOpenCLへの対応などもされています。
これにより、例えばブラウザのSafariでJavaScriptの動作が150%になるなど、同一ハードウェアでもOSが新しくなるだけで、圧倒的な高速化が実現できています。
今後登場するソフトでは、このような新機能を積極的に使用してくるので、様々なソフトの高速化が期待されます。
Windows系ならWindows 7、Mac系ならSnow Leopardを選ぼう
新しいハードウェアを使用している場合、最新のOSに切り替えることで、動作が高速になり、使い勝手の向上などで生産性の向上が見込まれます。
Windows 7は互換性を重視し、速度も速くなっているようですが、新機能もいくつか組み込まれています。例えばタブレットPCで活躍しそうなマルチタッチAPIなどがそれですが、OSがハードウェアに対応しただけで、UIの対応などは特にされていません。
ノートパソコンのカテゴリはより複雑になり、ネットワークベースのサービスが充実することでOSの重要度は下がっています。OSの選択肢も増えようとしていますが、今のところクライアントOSとして、Windows系ならWindows 7、Mac系ならSnow Leopardを選ぶのが正解でしょう。

