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母の日 “本当の由来”とカーネーション

暮らしの歳時記(ガイド・三浦 康子
ガイド:三浦 康子
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母の日の“本当の由来”を知っていますか?

「ありがとう」感謝の気持ちを伝えるきっかけってなかなかありません。
5月の第2日曜日は母の日です。現在は母親に感謝の気持ちをあらわす日として贈り物などをするイベント的要素が強いのですが、その本当の由来をご存知ですか?

「○○が始まりです」という定説は知っていても、それ以前のお話をご存知の方は少ないでしょう。実は、こんな歪められた真実があったのです……

【 INDEX 】
1.定説としての母の日の由来〜アメリカ&日本
2.歪められてしまった“本当の由来”  
3.どうしてカーネーションなのか?  


定説とされている、母の日の由来

まずは一般的な母の日の由来を時系列に従って簡単にご紹介します。

<由来のひとつとされるもの>
●古代ローマ時代:ローマ
神々の母リーアに感謝するための春祭りが行われていた。
●17世紀:イギリス
イギリスでは、「復活祭(イースター)」の40日前の日曜日を「マザーズ・サンデー」とし、母親と過ごすために出稼ぎ労働者を里帰りさせていた。


当初、カーネーションは贈るものではなかったのです。⇒詳しくは3ページ目をご覧下さい。
<定説となっているもの:アメリカ>
●1908年5月10日(これが5月の第2日曜日だった)
1905年5月9日に亡くなったミセス・ジャービス(Ann Marie Reeves Jarvis)を追悼しようと、ウェストバージニア州に住む娘のアンナ・ジャービス(Anna Maria Reeves Jarvis)がフィラデルフィアの教会で母の好きだった白いカーネーションを配る。その後も、母に感謝する日を祝日にする普及運動を続ける。
●1908年
百貨店王ジョン・ワナメーカー(John Wanamaker)の店頭で母の日記念会を開催し、注目を集める。
●1910年
ウエストバージニア州が「母の日」を祝日として認定する
●1914年
当時のアメリカ大統領・ウィルソンが、5月の第2日曜日を母の日と制定し、国民の祝日とする

こうして、母が健在な者は赤いカーネーション、亡くした者は白いカーネーションを胸に飾るようになり、母の日にカーネーションを贈る習慣へと変化していきました。


<日本における母の日>
●1913年(大正2年)ごろ
キリスト教会・日曜学校などで母の日が始まる。
●1915年(大正4年)
青山学院教授だったアレキサンダー女史によって紹介され、キリスト教関係団体が中心となって広め始める。
●1931年(昭和6年)
皇太后の誕生日「3月6日」を母の日とする。
●1937年(昭和12年)
森永製菓が母の日を宣伝し、全国的に広まり始める。
●1947年(昭和22年)
公式に5月の第2日曜日が母の日となる。


ここまでは、お馴染みの“母に感謝する日”としての由来ですが本当は違う理念で始まったのです >>>
掲載日:2006年05月02日

特集掲載期間:2011年4月6日〜2011年5月10日