<CONTENTS>
- 「メタボリックシンドローム」についての思い違い……P.1
- わかっているけれどできないこと……P.2
- 誰にでもできる「初めの一歩」から……P.3
「メタボリックシンドローム」という言葉は知ってるけれど
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| ちょっとおなかがでているだけで「僕は、メタボなんだ」と思ってませんか? |
財団法人 健康・体力づくり事業財団では、「高齢者を中心とした健康知識と行動のちぐはぐ度調査事業として」平成19年10月〜1月の間、全国の30歳〜74歳の一般生活男女を対象に、健康情報(運動・栄養)についての理解度調査と健康に関する意識や行動の実態(意識と行動にずれがないか)についての調査を行い、2008年3月その結果を発表しました。詳しくは、こちらをご覧ください。
その結果では、他の様々な調査同様に、「メタボリックシンドローム」について、「内容まで知っている」と回答した人が約8割、「言葉だけ知っている」人を含めると、ほぼ全員が知っており、特に45〜59歳の男女で認知度はたいへん高い数値が見られます。
ところが「メタボリックシンドロームでは心臓病や脳卒中の危険がぐんと高まる」ことについては84%が正しく認識している一方で、実際には誤解されている内容もあることがわかりました。
肥満でもメタボじゃない場合も
「腹囲が男性85cm 以上、女性90cm 以上になるとメタボリックシンドロームと判定される」と思い込んでいた人は、73%もいたのです。正解は、「腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上に加えて、血糖や血圧、中性脂肪、コレステロールなどで2項目以上が基準値を超えなければ該当しません。「一度ついた内臓脂肪は減らすのがむずかしい」と思い込んでいる人も66%いましたが、実は皮下脂肪よりも内臓脂肪の方が減らしやすいと言われています。
認知が足りない禁煙やトクホの情報
「禁煙して5年以上たつと、がんになる危険度はたばこを吸わない人とほぼ同じになる」ことを知っていてたのは12.2%で、残りの半分が誤り、半分がわからないということで、よく知られていない状態です。また近年デンタルケアに関してもよく取り上げられていると思っていましたが、「口の中の健康管理が寝たきりの予防にもつながる」ことは、実際に知っていた人は50.2%。
「特定保健用食品(トクホ)は生活習慣病の治療に用いる食品である」という質問では、正解は「×」なのですが、正解した人は38.1%。まだまだトクホそのものの認識も正しくされていないことがわかります。特に高齢者の方ほどがわかりにくいようです。
一方で、「妊娠中の喫煙の胎児への影響」(正解者96%)、
「野菜不足に対する野菜ジュースの効果の限界」(同87%)、
「メタボリックシンドロームと心臓病・脳卒中の関連性」(同84%)
などについては、80%以上の人が正しく理解されていました。
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