新型インフルエンザ(H1N1)

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新型インフルエンザ(H1N1) | 予防 症状 対策
ガイド:西園寺 克

新型インフルエンザの症状・予防法

インフルエンザ」  ガイド:西園寺 克 掲載日:2009年05月18日
メキシコで発生した新型インフルエンザ(H1N1)。世界的流行を指すパンデミックの危険性も騒がれていますが、日本は大丈夫なのでしょうか? 新型インフルエンザの特徴と予防法を分かりやすくご説明します。

新型インフルンザ(H1N1)の症状・危険性

警戒フェーズが引き上げられた新型インフルエンザ。パンデミック(集団感染)の危険性は……?

警戒フェーズが引き上げられた新型インフルエンザ。パンデミック(集団感染)の危険性は……?

新型インフルンザ(H1N1)の主な症状は以下の通り。Aソ連型と同じ型であるA型インフルエンザの一種なので、症状も冬に流行るインフルエンザと同じです。

  • 発熱(38℃以上)
  • 関節の痛み
  • 筋肉痛
  • 喉の痛み
  • 頭痛
  • 全身の倦怠感
  • 鼻水(鼻汁)または鼻づまり
症状から季節性インフルエンザと区別することはできません。気管支炎から重症になると肺炎などの症状が起こり、命に関わることもあります。

海外から帰国した時に空港や港で発熱していた場合、検疫で止められます。インフルエンザの迅速診断キットでA型インフルエンザが陽性とされた場合は、隔離される可能性も。空港では該当者の近くにいた飛行機での同乗者も隔離される可能性があります。


バンデミックの危険性は?

2009年5月1日現在は、新型ウイルスの発生源であるメキシコと周辺国の米国や他の国々での感染状況からWHO(世界保険機構)での警戒レベルはフェイズ5でした。WHOではそれ以上の世界的なバンデミックを意味するフェイズ6の可能性も示唆しています。

日本の場合は、海に囲まれているので、検疫を強化することで海外からの新型ウイルスを水際で食い止める作戦が有効と考えられていますが、海外で感染者が確認される国が増えると、さらに検疫が強化されます。国内で発症が確認された場合、人の移動が制限される可能性があります。感染力が強いウイルスの場合、感染の拡大を防ぐことは非常に重要なのです。

今すぐにできる予防法

新型インフルンザ(H1N1)の予防法は、一般的なインフルエンザの予防法とまったく変わりません。
  • 使い捨てマスク(不織布マスク)
  • 手洗いの励行
  • アルコールによる手指消毒
手洗いに関してはアルコールを使った消毒も有効。外出先での使用を想定すると、個別包装のアルコール綿や、医療現場でも使用されている消毒用アルコールジェルもオススメです。

最もよいのは、感染が報告されている国への渡航を控えることですが、もしも国内発症が確認された場合は国内でも人ごみを避けるなどの工夫は有効です。

治療薬はあるの?

幸いなことに、日本で用いられている抗インフルエンザ薬のタミフル、リレンザが有効とされており、この点は心配ありません。一方、ワクチンについては次の冬に備えた季節性インフルエンザの製造がすでに開始されているため、新型インフルエンザに対しての製造を十分に行えていないのが現状です。

豚肉の安全性が気になる人は「新型インフルエンザと豚肉の安全性」もご覧ください。

この記事の内容は2009年05月18日現在のものです。