「夏休み自由研究:1日水なし電気なし!家族で防災体験」に引き続き、今年の夏休みの自由研究を提案していきます。
【自由研究:その1】
暑いとやっぱり上昇!?
天気と電気代の関係をグラフで見える化!
毎日何気なく生活しているなかで、どれだけの電気を使用しているのか。お子さんに良い気づきを与える自由研究になりそうです。エアコンに限定するなら「何時間何分使用したか」を集計してもいいでしょう
暑い日はエアコンをつけてしまうので電気代は結構かかりそう。逆に、曇りや雨などで気温が低ければエアコンを使わないし、雨でも湿度が高いとドライ運転などをしたくなりますよね。
夏場の電気代の多くを占めるエアコンの使用量と天気の関係、もう少しつっこんで気温や湿度との関係などを調べて、グラフにしてみると、そこに新たな事実が見えてくるかもしれませんね。
小学校高学年ぐらいであれば、その日にどんな生活をしたか、例えば、外出が多くて不在がちだった、お客様が来ていた、といった生活条件も考慮した考察を立てて、研究に深みを増すと良いでしょう。
この研究の大変なところは、毎日の天気と電気使用量を、一定の期間記録しておかないといけないことでしょう(ただし、天気は気象庁の情報などを調べれば、後日でもデータ入手可能という裏ワザはありますが)。では、電気代はどうやって調べればいいでしょうか。
この取得方法を考えるのも自由研究の一部で、お子さんの考える力を育む部分だと思うのでヒントを出しすぎるのは本意ではありませんが……いくつかの方法をご紹介しておきますね。
これが屋外に設置されている電気メーター。円盤がぐるぐるとまわっているアレです
最もアナログで簡単なのが、屋外に設置されている電気メーターの数字を記録する方法です。電気メーターは積算電力計といって、現時点での消費電力ではなく、累積して使った電力量を示す仕組みになっています。例えば、朝9時の時点で3500kwhになっていて、前の日の同時刻の数字が3400kwhだったとしましょう。すると、その差である「100kw」が、昨日の電気使用量と判断できるのです。
もし太陽光発電を導入している家であれば、毎日の電気使用量を表示してくれるモニターがあるので、データチェックがカンタンです。
また、大手電機メーカーから省エネ促進ために毎日の使用電気料を確認できる計測器が販売されていたり、一部の自治体で計測器のモニター募集を行っている場合もありますので、調べてみてはいかがでしょうか。
【自由研究:その2】
時間帯別に、戸建住宅の風の通り方を調べる
この自由研究には、風鈴が役立つかもしれませんね
この自由研究は、戸建住宅に住んでいる方向けのテーマです。
梅雨明けしたころから始まる夏休みは、当然ですが、連日暑い日が続きます。ただし、夕方になると、たまに涼しい風が室内に入って来たりすることもありますよね。
こうした心地良い風が入ってくる時間、方向を調べて、どの窓を開けると室内に良い風を取り込みやすいのかを調べてみてはどうでしょう。
専門家がこの研究に取り組むと、通風量、風速計といった難しい解釈や測定具が用いられたりしますが、もちろんこれは子どもの夏休みの自由研究。お子さんの感覚的な尺度でいいと思います。
ただ、ある程度、家の間取図を描く力が必要なので、ちょっと高度かもしれません。でも、クーラーに頼る時間が減って家族に喜ばれるなど、実生活に活かせる部分もあって、楽しく取り組めるのではないでしょうか。また、エコ意識を育むことにもつながると思います。
次ページでは、ネコちゃんを飼っている方必見の、ユニークな研究案を発表します!