災害時の避難と情報収集のコツ

地震発生!そのときどうする?

子育て世代の安全・安心な家(ガイド・吉田 健
ガイド:吉田 健
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突然の大きな揺れ!
そのとき取るべき行動とは?

阪神・淡路大震災イメージ
14年前の阪神・淡路大震災では、大きな被害が出ました【写真提供:神戸市】
1995年1月17日に発生した兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)から14年が経ちました。そして、あの震災以降も国内外のさまざまな場所で大地震が発生しています。
万が一、大きな地震に遭遇したら、みなさんは適切な行動を取ることができるでしょうか?

 
今回は、地震発生時にどういう行動を取ればよいのか、シーン別に質問していきます!ぜひ考えてみてください。


キッチンで調理中にグラグラッ!
最初にとるべき行動は?

避難イメージ
自宅にいるときに地震が起きた場合、どんな対処が最善なのでしょうか
さて、地震発生時に、キッチンで調理をしていた場合。まず第一にどんな行動をとるべきでしょうか?

1)急いで火の始末をする
2)机、テーブルなどの下にもぐって身体を守る
3)急いで家の外に逃げる

 

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正解は2

食器棚
食器棚は割れやすい食器がたくさん入った、まさに凶器!
これは、少し誤解を招く質問かもしれません。地震が起きた時は、火を消すことが最優先と教わったかたがほとんどだと思いますので、1が正解では?と考えた方も多いでしょう。それも間違いではないのですが、以前の記事で書いたように、大きな地震発生の瞬間は、おそらくそんな余裕はないと思われます。何はともあれ、まずは身体の安全確保が第一なのです。
テーブルの下にもぐることさえ無理なら、ただその場にしゃがむだけでも構いません。キッチンにある食器棚は、本棚の次に倒れやすく、割れやすい食器がたくさん入ったまさに「凶器」。直撃すれば大怪我をする可能性があります。ただ、通常キッチンは奥行きがない場合が多いので、食器棚がキッチンセットに当たって床まで倒れこまず、その下にスペースができることがあります。しゃがんでそのスペースに入り込むことができれば、少なくとも直撃は避けられるというわけです。

過去の地震のデータによれば、大きな揺れは1分以上も続くわけではありませんから、揺れがおさまってから火を消し、ガスの元栓も閉めるという行動が妥当だと思います。さらに、キッチンは、割れた食器などが散乱して危険な場所なので、その後はできるだけ早く退去しましょう。その際は足元への注意が必要。室内履きの靴やスリッパを履くようにし、裸足で歩き回ることは避けてくださいね。


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天ぷら鍋から火柱があがっている!
安全確実な消火方法とは?

消火イメージ
万が一に備えて消火器を常備しておきたいもの
調理中の天ぷら鍋から火柱が上がっています!さて、どうするべきでしょうか?

1)消火器で火を消す
2)水を含ませたシーツなどで火を覆う
3)水をかけて火を消す

 

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正解は1

2は酸素の供給を遮断することで火を消そうとする消火方法ですが、完全に覆わないとしっかり消えない、シーツを被せるために火元に近づかなければならない、シーツに引火する可能性があるなど、危険が多くおすすめできません。
3は論外。例えば、引火したてんぷら油に水をかけると、火柱はさらに大きくなってしまい非常に危険です。
というわけで、キッチンには消火器やスプレータイプの簡易消火器具を用意しておきましょう。ちなみに最近では、震度4以上の揺れを検知して自動で消える「感震機能」付きのガスコンロも開発されています。

重ねて言いますが、火柱が上がっているような場合でも、基本的には身体の安全確保が最優先です。大きな揺れの間はテーブルの下にもぐるか、しゃがんで身の安全を確保し、揺れが落ち着いたところで消火作業をしてください。

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掲載日:2009年02月25日

特集掲載期間:2012年1月25日〜2012年5月9日