All About > All About Life > 65歳で受け取る年金、ナント月々約17万円!?

9月のテーマ

30年後、俺たちは生きているか?

第2週:今の決断が将来の自分を救う生き残るためのマネー術

一覧へ

和田 雅彦

掲載日:2006年09月11日

65歳で受け取る年金、ナント月々約17万円!?

年金を受け取る」 ガイド:和田 雅彦

俺達の年金は60歳から受け取れない?

画像の代替テキスト
夫婦で働き、夫婦で受け取る年金を増やすのも有効な対策
老後の収入を考えるときにまず最初に思い浮かべるのが公的年金であることは、30歳代の皆さんも異論のないところだと思います。今後も公的年金が老後の収入の柱であり続けるはずです。ですから、自分の年金がいつから、いくらくらい受け取ることができるのかを理解することは老後の生活設計を立てる上で必要不可欠であるわけです。

そもそも日本の公的年金って何歳から支給されるものなのか?ってことをまず理解しておく必要があります。今までの常識でいうなら、60歳で定年を迎え、その後は年金をもらいながらそれなりに悠々自適な日々を過ごすっていうことだったかもしれません。

確かに、今の60歳代は定年が60歳で、年金も国民年金は65歳からですが、厚生年金は60歳から受け取っています(一部分の厚生年金は生年月日により支給開始年齢に差があり)。しかし今30歳代の皆さんは残念ながら年金は60歳から支給されないことが法律で決まっています。具体的に言うと、男性で昭和36年4月2日以降、女性で昭和41年4月2日以降生まれの方は厚生年金も65歳から支給となります。

30歳代の年金は65歳支給、となると60歳からの5年間をどう過ごすのかについてイメージしておく必要があります。

今の60歳代はいくらもらっているの?

リタイア後の年金のイメージを掴むために、今、実際支給されている年金額をみてみましょう。サラリーマンの男性が65歳から支給される年金は厚生年金と国民年金です。

例えば
20歳から21歳まで 2年間(24月)大学生 (国民年金をちゃんと納付)
22歳から60歳まで 38年間(456月)会社員(在職中の平均手取り収入39万円)

だったとすると、現在の計算方法では概算ですが

国民年金は年額約79万円
厚生年金は年額約121万円
で総額約200万円となります。月16万7千円程ですね。

これに妻がいる場合は、妻の年金が支給されるわけです。
20歳から60歳まで、ずっと専業主婦だったすると
国民年金だけに加入することになり、年額約79万円
妻にも厚生年金に加入した時期があればその分厚生年金が受け取れるため、年金は増えることになります。

妻が国民年金のみに加入していたとすると
夫婦での年金額は約279万円。月額にすると23万3千円程となります。これを国は「モデル世帯」と位置付けし、現役世代のモデル手取り収入(約39万円)の6割の年金を支給すると言っています。

一般的に、リタイア後の生活費は総務省の調査によると、月に約25万円が必要だと言われていますので、現在の「モデル世帯」の年金額では、毎月の生活を何とかできる程度で、ゆとりある老後を過ごすためには何らかの自助努力が必要だということになります。

次のページで今の水準を維持できるのか検証します
 
1 / 2