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山口 京子

掲載日:2009年03月12日

あっという間に100万円! 財形貯蓄って何?

家計管理」 ガイド:山口 京子

財形
給料天引きで知らないうちにお金が貯まります。

お金を貯めたくても、時間がなくてなかなか・・・という人は、お勤め先に「財形制度」があるか調べてみましょう。既に始めている人も、どんなメリットがあるのか、おさらいです。

財形とは?


「財形」という制度があることは知っていても、自分が利用できるのかわからないし、どれくらいお得なの?と思っている人も多いですね。

まず、「財形」とは勤労者財産形成貯蓄の事。働く人のお勤め先が、金融機関と提携して、給料やボーナスから天引きでお金を貯める制度です。会社員や、公務員、勤務先が認めれば、契約社員、パートでも利用出来ます。

残念ながら、会社役員や自営業者は対象外。「会社員」でも勤め先が制度を導入していなければ利用出来ません。

では、どうしてみんな「財形」をやるのでしょう?

財形は3種類ある


「財形」は、働いている人が安心して暮らせるように、次の3つお金を貯める事を目的に作られました。

■住宅(マイホーム購入)
■年金(老後資金)
■一般(その他、教育費など)

それぞれ、「財形住宅貯蓄」「財形年金貯蓄」「一般財形貯蓄」という名前で、財形は3種類あるわけです。なるほど、言われてみれば、どれもお金がかかる物ばかり。では、貯金とはどう違うのでしょう?

非課税!


お金を貯めるなら、銀行の貯金でもいいはず。でも、財形という制度があるのは、働いている人にメリットがあるからです。

■550万円まで非課税
ふつうの貯金だと利息の20%が課税されて、引かれてしまいます。ところが、住宅財形と、年金財形は、合算して元利合計550万円までが非課税!利息がそのまま手元に残ります。

■保険でも非課税
財形は貯金だけでなく、保険でもお金を貯めることができます。この「保険型」は、住宅財形が払込保険料累計550万円までが非課税。年金財形は、払込保険料385万円までが非課税です。

■一般財形は?
一般財形は、貯めたお金の使い道に制限がないので、旅行やマイカー購入、結婚式などにも使えます。そのかわり、ふつうの貯金と同じように利息は課税され、非課税ではありません。それでは、「一般財形」と貯金の違いはないのでしょうか?

住宅ローン・教育ローン


財形のもう1つのメリットは、財形融資制度があることです。一般、住宅、年金いずれかの財形貯蓄をしていれば、融資制度を利用する事ができます。

■財形住宅融資
財形貯蓄を1年以上していて、残高が50万円以上ある人が、残高の10倍(最高4000万円)まで、住宅取得に必要なお金の80%まで借りる事ができます。

5年毎に金利が見直される固定型で、2009年1月1日からの金利は1.8%。全期間固定ではありませんが、当初5年間固定の銀行のローンに比べると、お得と言えます。

■財形教育融資
財形をしている人が残高の5倍まで借りられます。2009年1月1日からの金利は2.35%。やはり、他の金融機関よりもお得です。

いいことばかり?
どうやって申し込むの?100万円貯めるには?会社をやめたらどうなる?ホントに財形がいいの?次のページでは、そんな疑問にお答えします。

 
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