掲載日: 2004年 09月 22日
ケータイ小説の楽しみ方を公開! 秋の夜長、ケータイで読書する
文章:中村 実里(All About「携帯電話」旧ガイド)
「ケータイ小説」から文庫化、そして、映画やテレビドラマ化されるような作品も出るようになりました。小さなケータイ画面の中でも、人の心を引きつけて感動を呼び起こす物語がいくつも生まれています。
また、昔読んだことがある文芸作品などが、ケータイコンテンツに生まれ変わったり、いま人気のベストセラー小説をすぐ購入できて、ちょっとした空き時間にいつでも読める。何冊も重たい本を持って歩かなくていいなど、「ケータイ小説」は、私たちの読書のスタイルを変えるものになりそうです。
■ケータイで読書するとは?
(1)ケータイサイトに直接書かれた小説を読む
(2)小説を丸ごとダウンロードしてから読む
(3)定期的に配信されるメールで読む
といった方法があります。(1)は、難しい手順などなく、サイトを閲覧するのと同じ要領で、興味あるものを自分のペースで読み進めることができます。(2)は、ゲームや待受け画面などをダウンロードする要領で、先ず小説を一括してダウンロードし、端末に保存する方法です。一括してダウンロードする際に通信費がかかりますが、以降はどのように読み進めても通信が発生しませんし、電波の弱い場所でもストレスなく読むことができます。(3)は、小説を定期購読するスタイル。読書を習慣化できそうです。
■料金体系は?
サイトによって異なりますが、先ず会員登録をして毎月一定額の料金を支払えば、どの小説も読み放題になるタイプがあります。あまりこれまで読まなかったジャンルにも、チャレンジしやすいです。一方、1作品ごとに料金を払って、無駄なく購入するタイプもあります。そのほか、ダウンロードなどをする際に発生する通信料が別途かかりますので、注意が必要です。
■どんな作品が読めるのか?
ドコモ・auに対応する「どこでも読書」では、2003年芥川賞受賞作品の綿矢りさ『蹴りたい背中』ほか、片山恭一や赤川次郎、西村京太郎などの作品が提供されています。ドコモ・au・ボーダフォンに対応する「新潮ケータイ文庫」は、菊池寛の連載や、アガサ・クリスティ、松本清張らの推理小説、さらには芥川龍之介などの文芸作品もラインナップ。
ドコモ・au・ボーダフォン対応「文庫読み放題」では、横溝正史の名作や、テレビドラマ化された森村誠一『人間の証明』などを配信中。太宰治や夏目漱石など文芸作品も豊富。また、書籍購入サイト「楽天ブックス」と相互リンクが張られ、連動企画やすぐに書籍購入できるサービスもスタートしました。
■その他の便利機能
専用のJavaアプリをダウンロードすると、「縦読み機能」や「しおり機能」などが利用でき、本と変わらないスタイルで楽しめます。縦書きを前提に書かれた昔の作品は、やはり縦書きで読んだほうが、違和感がないようです。
また、作品などに関連した待受画面などをダウンロードできたり、作品の裏話を公開するサイトもあり、書籍以上のお楽しみサービスも多くありますよ。
■■参考■■
「どこでも読書」 URL:http://pdabook.jp/pdabook/mobile/
「新潮ケータイ文庫」 URL:http://www.shinchosha.co.jp/keitaibunko/
「文庫読み放題」 URL:http://www.kadokawa.co.jp/sp/200308-06/
関連用語: ボーダフォングローバルスタンダード /
